Mr.Win's Room

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Bob Dylan in Hong Kong 2018



(会場の案内ボード)

-Set List-
1. Things Have Changed
2. It Ain't Me, Babe
3. Highway 61 Revisited
4. Simple Twist Of Fate
5. Duquesne Whistle
6. When I Paint My Masterpiece
7. Honest With Me
8. Tryin' To Get To Heaven
9. Make You Feel My Love
10. Pay In Blood
11. Tangled Up In Blue
12. Early Roman Kings
13. Desolation Row
14. Love Sick
15. Don't Think Twice, It's All Right
16. Thunder On The Mountain
17. Soon After Midnight
18. Long And Wasted Years

(encore)
19. Blowin' In The Wind
20. Ballad Of A Thin Man (Bob on harp)

(感想)
昼間は孫文探訪&グルメの旅でしたが、夜はフジロック以来、2週続けてのボブ!
というわけで香港公演です。
会場のHong Kong Convention and Exhibition Centreは、灣仔駅の北側すぐにある多目的ホール。


こんな綺麗な夜景が見えます。



グッズ売り場はこんな感じ。

早めに会場入り。なんとなくカリフォルニアのPower Balance Pavilionを思い出させる造りでした。
横席は中国本土から来た男性だったので開演まで会話。
代表曲が一通り好きだという彼に、「今でも王菲は中国本土でも人気あるか?」と訊いたところ「彼女は今でも若いファンを獲得しているし、僕も好きだよ」とのこと。
やはり、国民的な歌手の座は不動の模様。シネポリー期のアルバムについて盛り上がりました。
「じゃあ、那英は?」と訊いたら「彼女もポピュラーではあるけど、最近の彼女はストレンジだから、みんなあまり好きじゃないね」らしい。
「ってか、よく那英知ってるね。日本人からその名前が出るとは思わなかった」と。
「相見不如懐念」と書いて見せると「あぁー!!」と。

さて、そうこう言っているうちに開演。
1曲目がまた"All Along The Watchtower"になるのか、引き続き"Things Have Chaned"なのか。
台北公演から察するに後者なんだろうけど。なんて思っていたらやはり"Things Have Changed"。

その後も"It Ain't Me, Babe"、"Highway 61"と続き、セットリストは結果的にフジロック+新verになった"Pay In Blood"、"Tangled Up In Blue"とアンコール前の"Soon After Midnight"、"Long And Wasted Years"という構成(順番は若干の入れ替わりあり)

個人的には"It Ain't Me, Babe"は何度聴いても嬉しいし、"Highway61"でのラストのピアノが格好良かったり、"When I Paint My Masterpiece"ではボブのヴォーカルが演奏に先行していたり。(これは2001年東京2日での"John Brown"思い出しました)

"Make You Feel My Love"でのブルーズハープでは大歓声が。ラストの方で音が上手く出ず、2本目のハープに変えたようにも見えたけど、どうだったんだろうか(若干遠かったので見えなかった)

"Early Roman Kings"では日本で「フォーッ!」って言ってた部分は無くなっていて、"Desolation Row"では"Row"の部分は言ってなかった(笑)

"Love Sick"で"Sha~~~~dow"って引き伸ばし、"Don't Think Twice It's Alright"では、序盤観客から手拍子。
歌う前に客席から"Say anything"なんてヤジも飛んでいたけど多分、ステージには聞こえていないだろうな。

アンコールの"Blowin' In The Wind"では客が前方に流れ込み、それまでかなり厳しめにやっていた「写真撮らないで!」も制御が利かなくなり無法状態に。

前の方でボブの姿を観ていました。

総じてヴォーカルは絶好調。77歳というのが信じられない。ずっとピアノになったのは座っている方が楽、というのもあるかもしれないけど、それにしても元気。何歳までツアーやるんだろう。本当に終わりが想像できない。
また地球のどこかでボブに会うのが楽しみです。


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(2018/08/10)


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