Bob Dylan香港公演と、孫文ゆかりの史跡探訪、グルメの旅 vol.7 文武廟 陸羽茶室を出た後、まず孫中山紀念館に向かったのだが、オープン前。 それなら先にと向かったのが文武廟……と書くと簡単だが、南北に伸びる坂の上と下なので、エラく汗をかいた。 文武廟は香港がイギリスの植民地だった頃、1847〜1862年にかけてに盧阿貴、譚阿才という中国人の資産家によって建てられた道教の寺。 関羽が祀られているので、三国志ファン的に押さえておきたいスポット。 商売の神様としても知られる関羽だが、ここでは武神「関聖帝君」として祀られている。("文"の方は文神「文昌帝君」が担当) 左が関羽。こう畏まっていると、武神という感じはしないし、"関羽"って言われないと誰か分からない。 ぶら下がっているのは渦巻き線香 解説板によると、1908年に政府による条例で東華病院グループ(香港最古のNPO法人)の管理下に置かれており、毎年秋祭りが行われているらしい。 古き日々の香港の華人社会における伝統を残しているのがこのお寺、ということだ。 次へ (2018/08/06) |
|