イタリア縦断 ボブ・ディランとイタリア芸術探訪の旅 vol.24 Piazza dei Signori(シニョーリ広場)、Casa di Cagnolo Nogarola detto Romeo(ロミオの家) このエリアの中心部 Piazza dei Signori(シニョーリ広場)には写真の通り屋台が並び、中央には1865年に建てられたダンテの像がある。 ダンテ神曲で有名な詩人。 地獄篇、煉獄篇、天国篇の3つからなり、主人公ダンテが詩人・ウェルギリウスに導かれ昇天するまでを描いた作品だ。 そういえば昔、光栄(現・コーエーテクモ)から「魂の門〜ダンテ新曲より〜」というマニアックなゲームがあったな。 彼についてはフィレンツェ編でも述べる。 広場から数分歩くと、Casa di Cagnolo Nogarola detto Romeo(ロミオの家)がある。 ヴェローナはシェークスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の舞台で、このロミオの家、そして街を代表するスポット・Casa di Giulietta(ジュリエットの家)がある。(もっとも肝心のシェークスピアは、Veronaを訪問したことはないらしい) ロミオの家は、中に入ることは出来ず、ただの煉瓦造りの家、という印象しか受けないが、数人の観光客が写真を撮っていた。 私は、ルー・リードの"Romeo had Juliette"を思い出していた。 隣には人気レストランもあり、ジュリエットの家に向かう途中にあるので、立ち寄る分には良いだろう。 そんなわけで次は、いよいよジュリエットの家だ。 次へ (2013/11/05) |
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