中日国交正常化30周年記念芸能フェスティバル NHKホール 2002年10月9日 【感想】 2001年の来日公演以来となるフェイ・ウォンの来日ステージを観るために行ったイベント。 今年は、いくつかのベスト盤のリリースはあったものの、純粋な意味での新作が無かったフェイ(EMI からソニーへの移籍や、心無いゴシップ記事で大変だった模様)。 今回も明らかに本人が希望しての来日ではなく(機嫌悪そうだったし)、中国代表という意味での出演だったので、顔見せ程度の目的なんでしょうが、2年連続で日本に来てくれたのは、嬉しい限り。 彼女が歌ったのは、日本でも人気があったテレサ・テンの"但願人長久"でした。 淡々と普段通り歌っただけなので、特筆する程のステージではありませんでしたが、観れて良かった! フェイ以外にも、那英(ナー・イン)やアーロン・クォックなど、中国側はかなり気合の入ったメンバーだったので(さらには、京劇や雑技団も出演して)見所満載でした。 日本代表では、谷村新司が歌う中国語バージョンの昴は良かったなぁ。 あとタンポポの出演の時に、モーニング娘。のファンが総立ちになり踊り出したので、「おお……これが、モーヲタと言われる人々のパワーか!」と、違う意味で感動(?)しました。(正直、ステージじゃなくて客席を観察してしまいました) ただ、この手の企画にありがちな一部ファンのマナーの悪さには辟易。 普段聴かないような様々なアーティストを楽しむのがこうしたイベントの良さであるはずなんだから、自分のお目当ての歌手以外の時も、ちゃんと観ようよ、と。携帯を鳴らして、しかも、応対するなっていうの(汗) もっとも、雑技団の時に近くの席の女学生が、携帯で「ね〜ね〜!今、NHKホールなんだけどぉ〜!雑技団がクネクネしてる〜〜!!」とか言ってたのはちょっと笑った。 最後の五木ひろしの時、半分ぐらいの客が帰った時は、オイオイ・・・って感じでした。 ちなみに五木ひろしはクネクネしてませんでした。当たり前ですけど。 他には浜崎あゆみなどが出演。浜崎あゆみの時は、オケがトラブって歌いなおすハプニング有り。 で、全体を通じてこのコンサートのベスト・パフォーマーは、雑技団、そして那英でしょうね。 那英も観たいアーティストだったので、(そして日本で観れる機会はあまり無いと思うので)良かった! 彼女が歌ったのは"相見不如懐念"。チャゲアス・飛鳥涼の"Girl"の中国語バージョンです。 この曲、原曲も好きなので個人的にはツボな選曲でした。 |
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