エッセイ6 割箸 私には、よく行くラーメン屋がある。 喜多方ラーメン専門の店なのだが、ここの喜多方ラーメン(そのまんまですね)が最高に美味しい。 店員さんも素晴らしく、コップの麦茶を飲み終えてから30秒以内におかわりを注ぎに来てくれる。 そんな素晴らしいお店で唯一、私が苦戦することがある。 割り箸が上手く割れないのだ。 どうしても、手で持つ側の先っちょの部分が、不恰好に割れてしまう。 で、実際に、体験したことがある人なら分かると思うのだが、これが非常に食べづらい。 不恰好な割れ方が災いして、ちゃんと麺がつかめなくなるのである。 それなら、新しい割り箸を使えばいいじゃん、とお思いの方もいるかもしれないが、そうは行かない。 こっちにだって、プライド(?)がある。 第一、アンタ、2本目の割り箸も失敗してごらんなさい。 恥ずかしいじゃん。 ちなみに、ここ半年間での"割り箸を綺麗に割る成功率"は、2割5分程。 今年後半で、せめて3割にはのせたいな〜と思う。 ……とまぁ色々頭の中で葛藤してる間に食べ終わり、結局"美味しかった♪"という気分になる今日この頃。 |
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