エッセイ36 駄洒落 ブログサービスを提供している某ウェブサイトで、ブログネタとして「好きな駄洒落は?」というテーマがあった。 色々な人の投稿が掲載されていたので眺めてみると…… 「副操縦士は服装重視」 「傷んだ廊下にいたんだろうか?」 うわっ、レベル高っ!どれもよくできている。 中でも気に入ったのは、 「よくできた内容ですが、欲で汚いようです」 これ。ただの駄洒落にとどまらず、結構核心をついている。 ありがちだよなぁ。もっともらしいことを謳っているけれども、実際には利権を得たいだけの政策とか。 ちなみに私が好きな駄洒落は、 「一升瓶は一生、瓶」というやつ。 「どんなに頑張っても、お前は一生、瓶なんだよ!」というニヒルで突き放した感じと、「お前は、他の何者でもなく、瓶なんだ!」という熱いメッセージが同居した感じが、なんとも絶妙ではないか。 是非とも松岡修造あたりに熱く言って欲しいところ。 「一升瓶は一生、瓶!結構じゃないか!お前は他の誰でもない瓶なんだよ!世界一の瓶になれよ!瓶最高!」 こんな感じで叫んでる修造が脳裏に浮かぶ。 そして、熱い修造は、相手が瓶だということも忘れ、熱い言葉を続けるのだ。 「世間はさぁ 冷てぇよなぁ……。みんな君の思いが……感じてくれねぇんだよ。どんなに頑張ってもさぁ「なんでわかってくれねぇんだよ!」って思う時あるのよね……俺だってそうよ。熱く気持ちを伝えようと思ったってさぁ、「お前熱過ぎる」って言われるんだから。でも大丈夫! わかってくれる人はいる!そう!俺について来い!!」 後半は、実際に彼が発した名言である。 この文章を書いていて、気になりだし、You Tubeで「松岡修造 名言」で検索したら熱いメッセージが沢山出てきたので思わず見入ってしまった。 ……どうやら私は、駄洒落以上に、修造のキャラが好きなだけの気がしてきた。 |
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