2018年吉例顔見世興行(夜の部) 2018年12月15日(土) 会場:京都・南座 第一 義経千本桜 第二 面かぶり 第三 弁天娘女男白浪 第四 三社祭 【概要】 吉例顔見世興行は向こう1年の一座の顔ぶれを披露する興行で、350年以上の歴史を有する「歌舞伎の国の正月」とも呼ばれる最大級のイベント。 【客入り】 中高年中心に、若年層も。勧進帳効果か?満員。 【感想】 大分時間が経ってしまったので簡単に感想だけ。 南座の工事が完了して最初の顔見世興行となった今回、一番気に入った演目は、「弁天娘女男白浪」。 平維盛を匿う一家の悲哀を描いた「義経千本桜」のしみじみムードも良かったが、華やか&啖呵でスカッとできるのが良かった。特にラストでやくざ者がズラッと並ぶシーン(稲瀬川勢揃いの場)が好き。 20分ぐらいの舞(面かぶり、三社祭)は、まぁ普通。石橋(唐の時代を舞台に獅子舞が踊るやつ)の方が好みだな。 正直11月の高麗屋揃っての襲名披露を観たかったが、12月の暮れに顔見世興行で1年の終わりを感じるのも毎年のことながら良い。 冒頭の写真は、先だって行われたお練りの様子。 さすがに海老蔵たちは大人気だった。 |
|