Bob Dylan香港公演と、孫文ゆかりの史跡探訪、グルメの旅 vol.15 美都餐室 あまりの暑さに、一旦南の方まで戻って、かき氷を食べて一息。 街でぶらぶらと店に入って昼を過ごした後、向かったのが美都餐室だ。 天后廟のすぐ近く、男人街なども歩ける距離の場所なので、ナイトマーケットが始まる夕方頃を見計らって行ってみた。 創業1949年の老舗喫茶。 元々、この場所にあった建物は第二次大戦で全壊。 再建し、喫茶店を始めるにあたり、先代オーナーは、復興下、ネイザンロード沿いの美しい木々と活気溢れる街を見て、店名を「美都(美しい都市)」にしたそうだ。 香港のドラマや雑誌撮影でもよく使われ、日本でも(古いが)2002年に石田ゆり子が主演したドラマ「九龍で会いましょう」で使われた。 タイル張りの店内はレトロで、1階、2階がある。 これは1階。2階は残念ながら現在、写真撮影禁止(店員さんに断れば、見るだけならOK) メニューも沢山ある。そんな中から選んだのが、 パイナップルパン(菠蘿飽)。 バターを挟んだごくごく普通のパン。パイナップルが入っているわけではない。 しかし、サクサクしていて美味しい。 香港の朝食定番メニューで、喫茶に来たからには食べたかったのだ。(あと、ミルクティーも美味しかった) 1Fの窓から。 新しい店が生まれては消えていく香港にあって、こうした喫茶店があることは物凄く貴重だ。 女性スタッフの方も気さくだったので、また再訪したいお店だ。 次へ (2018/08/11) |
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