Bob Dylan香港公演と、孫文ゆかりの史跡探訪、グルメの旅 vol.4 マンダリンオリエンタル香港 (レスリー・チャン最期の地) 2003年4月1日、アジアを代表する名優レスリー・チャンが自殺した。 “さらば、わが愛/覇王別姫”や”欲望の翼”、”ブエノスアイレス”など代表作は数知れず。 突然の死は世界中に衝撃を与えた。 日本でも、現場となったマンダリンオリエンタル香港に集う報道陣やファンの騒然とした様子が大々的に報道されたのを記憶している。 自殺の原因は、鬱病、失恋、バイセクシャルゆえの悩みなど憶測が飛び交ったが真相は分からない。いずれにせよ生前残した作品と、47歳以降のレスリーが観れない喪失感が残された。 彼の墓は、沙田の寶福山にあるらしいが詳細までは掴めず。せめてもと、最期の地・マンダリンオリエンタル香港を訪れた。 ここ自体は、香港駅から歩いてすぐにある高級ホテル。特に慰霊碑が建っているわけでもない。 宿泊するわけではないので中には入らなかったが、生きていたら60を超えているレスリーがエントランスから出てくる様子を想像してみた。 鬚をはやして渋みを増したレスリー・チャン。格好良かっただろう。 (本屋に置いてあったレスリー関連の本) 「金枝玉葉」や「金玉満堂/決戦!炎の料理人」などアニタ・ユンとの共演作が好きだったので、年老いてから再び共演しているシーンが観たかったな。 次へ (2018/08/06) |
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