Mr.Win's Room

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岡村靖幸

"2017 SPRINGツアー ROMANCE"
Zepp Nagoya 2017年5月6日


-setlist-
1. 聖書
2. 彼氏になって優しくなって
3. ぶーしゃかLOOP
4. 昼下がり(クレイジーケンバンド)
5. うちあわせ
6. カルアミルク
7. できるだけ純情でいたい
8. 5!モンキー
9. ヘアー
10.ステップUP↑
11. どぉなっちゃってんだよ
12. イケナイコトカイ
13. Out of Blue
14. 揺れるお年頃
15. あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
16. だいすき
17. MAN ON THE EARTH(大江千里)
18. いじわる
19. ペンション
20. SUPER GIRL

(encore)
21. in my life(Beatles)
22. アヴェ・マリア
23. たぶん23歳
24. 19nineteen
25. 愛はおしゃれじゃない
26. ビバナミダ


【感想】
Bob Dylanの追っかけ以来となるZepp Nagoyaで観た岡村靖幸さん。
この日の感想は何を差し置いてもやはり"岡村さん、本当に痩せてる!!"に尽きる。
1曲目の"聖書"で登場した岡村さんを観た瞬間、"オォ!!"と。痩せた生岡村さん初めてだったので、もう別人かと。
真田広之みたいな格好良いイケオジになっていた。
"聖書"といえば、アラン・ドロンは次作での引退を宣言し、ダスティン・ホフマンももうすぐ80歳。月日が経つのは早い。

さて今回のセットリスト、”いじわる"、"あの娘、僕がロングシュートきめたらどんな顔するだろう"、"だいすき"、"カルアミルク"、"どぉなっちゃってんだよ"と好きな曲が一通り聴けて良かった!(好きな曲で演らなかったのは"ターザンボーイ"ぐらい)
"いじわる"は、フレッシュボーイツアーのアレンジが最強過ぎたので、物足りなさもあったけど聴けただけで良し。
"ロングシュート"〜"だいすき"の流れはやはり心躍る。
"あの娘〜"は、手元を見たら、綺麗に5弦をミュートしていた。
彼の奏法の特徴「親指でベース音を鳴らし、かつ5弦をミュート」は、手が大きい人のアドバンテージ。
同様のことがウッドストックにも出たリッチー・ヘヴンス(Dylanの30周年記念コンサートでの"Just Like A Woman"の素晴らしさは圧倒的だった)にも言える。

私は手が小さいので、あれはできない。
ああいう演奏ができるのは、ただ羨ましい。

一方、痩せて踊れるようになったからか(?)、ピアノ弾き語りがなくなった点、ギタープレイも以前より減った点は残念。
今回改めて思ったのは、ダンスよりシャウトより、ギタリスト岡村靖幸の凄さが沢山観たい!
格好良い、ファンキーなリズムギターを弾かせたら、この人の右に出る者はいない。

というわけで、何だかんだで久しぶりに岡村熱が高まった一夜だった。

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