TM Network
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TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30
オリックス劇場 2014年11月6日
-Set List-
Opening SE - Seven Days War
<Message #01>
01. Birth
02. Wild Heaven
03. Time To Count Down
04. The Beginning Of The End
05. Mist
<Message #02>
06. Alive
07. 君がいてよかった〜 Looking At You 〜君がいてよかった
08. Always Be There
09. Still Love Her
<Message #03>
10. Glow
11. I Am
12. Get Wild
<Message #04>
13. Loop Of The Life
14. Entrance Of The Earth
15. The Point Of Lovers' Night
16. Self Control
17. Loud
<Message #05>
18. The Beginning Of The End II
19. The Beginning Of The End III
<Message #06>
Ending SE - Alive (TK mix)
(感想)
まずは何よりも20年近く、数えきれないぐらい聴き、歌った"Wild heaven"を初めて生で聴けて物凄く嬉しかった。
そして小室さんのピアノ・コンサートでは聴いたが、TMとして聴けたという意味では"Still Love Her"も!
春のツアーでは、サビ前のタメが長いアレンジが多く、"好きだが消化不良"だった曲も多かったが、今回の"Wild Heaven"はかなりオリジナルに近いアレンジ!
オリジナルに忠実かつ生バンドを意識した音作りだった"Remaster"verが一番好きなのだが、今回のアレンジも充分満足できるものだったし、"Just wild heaven"というイントロがかかった瞬間は、鳥肌が立った。
演奏されるなら後半だと思っていたので意表をつかれたし、この瞬間2F席も総立ちになったのが印象的だった。
私が中学時代にTMを好きになったきっかけの曲であり、同時に、シンプルで切ないメロディー、小室さんの声質が印象的なサビのコーラスなど、もう全てにハマった曲なので、それこそDylanの"Like
A Rolling Stone"やLouの"Sweet Jane"をライヴで初めて聴いた時と同じぐらいの興奮だった。
"Still Love Her"はショルダーキーボードを引っさげた小室さん、ギターを弾く木根さん、そして宇都宮さんの3人が並んで演奏するという泣ける絵で、木根さんが間奏で吹くブルーズハープがオリジナル通りなのにも感動。
この2曲は、TMの中でも別格で好きなので、両方聴けた時点で、私にとっては最高のTMライヴだった。
オリジナルに近いという意味では、"The Point Of Lovers' Night"も。
"Time To Count Down"のイントロも、Last Grooveの時のようなクールで鬼気迫る凄さはなかったものの、聴けて嬉しかった。
今回のライヴは、名盤"Carol"の主人公・キャロルを巡る旅という趣向もあり、成長した彼女が色々なメッセージを投げかける(ステージバックにスクリーンがあり、そこで様々な映像が流れる)
去年の埼玉公演、春のツアーなどの映像も映り、"宇宙から地球に潜入した3人組"という設定のストーリーは、これで完結……ということなのかな?
ちょっと新作(QUIT30)からの曲が多い感は受けたが、何しろ"Wild Heaven"に"Still Love
Her"が聴けたので万事OK。
多分、他の人は「木根さんの弾き語りに感動した」とか「キャロルの意味は……」といった感想が多いと思うが、私の感想は、この2曲に尽きる。
宇都宮さんの体調も、春以上に良さそうに見えたので、来年のコンサートも期待したい。
売店前に飾ってあった、小室さんモデル?のショルダーキーボード。
(2014/11/06)
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