Mr.Win's Room

Mr.Win's Room

Home / Profile / Music Works / Essay / Report / Kyushu


Beach Boys

 

Billboard Live Osaka 2014年3月27日

-setlist-


【感想】
マイク&ブルースのビーチボーイズを観てきました。
ブライアンやアル、デヴィッドと奇跡のリユニオン・ツアーで来日したのが 一昨年。
そこから2年遡る2010年には今回と同じく東西のビルボードにマイク&ブルースのビーチボーイズが来日しているので、2年周期で来てくれていることになります。
今回は札幌など地方にも回るようなので、これで完全に定期的なツアー先に日本も組み込んでもらえたということでしょう。

今回の座席は、ステージ中央最前テーブルの2列目。メンバーに手が届く位置です。
ステージ後ろのスクリーンには、Beach Boysのロゴ、それにファン会報誌? の宣伝用写真が定期的に写されていました。(でもブライアンの写真が殆どなかったのは何故?)





今回も開演前に、メンバーの足元にはセットリストが貼られ、なるべく見ないようにしていたのですが、横の客が1曲目とアンコール1曲目が何か喋っていて迷惑でした。こういうところ、気を遣わない人多くて嫌だ。
まぁ、予想通りの曲だったので良しとします。

さぁ、そんなわけで定刻を過ぎ、メンバーが登場!
序盤は安定のサーフィン・ソングのメドレー!
1曲目、2曲目は2年前と同じく"Do It Again"、そして"Little Honda"!
続いて"Made In California"に収録された"Goin' To The Beach"が登場したのは意外でしたが、その後も"Catch A Wave"、"Hawai"、"Surf City"、"Surfin Safari"と鉄板ネタが続きます!

2年前に大好きになった"Don't Back Down"を演らないかなぁ、と期待していたのですが、残念ながらそれは無し。
ここで最初のMCになり、マイクがいつも通り、「次の曲は女性たちに捧げる」と言って、"Sufer Girl"。
もうこの曲は本当に何度聴いても圧倒されます。
マイクの低音パートに、ハモるブルースが観れて良かった♪

さらに2年前は聴けなかった"Wendy"が登場して、凄く嬉しかった!
この曲、大好きだ!間奏はティモシー・ボノームによるキーボードで演奏されていました。
ブライアンの"SMiLE"ツアーでの演奏が一番好きですが、マイク&ブルースでも聴けて良かった。

次の"Gecha Back"は2年前を思い出した!
あの時はデヴィッドがヴォーカルだったんだよなぁ。
そして"Darlin'"!ジョン・カウシルが気合の入ったヴォーカルを聴かせてくれました!ダリアン・サハナジャにも負けてないわ〜。

さらに"Don't Worry Baby"!
この曲は本当に幸福な気分になる。最高でした。

ここからはホットロッド・ミュージックの連続!
"Little Duece Coupe"、"409"そして"I Get Around"!!
クリスチャン・ラヴがステージ上を大分前まで出てアピールしながらソロを弾いていました。

マイクに比べると、ブルースはお茶目ではあるんですが、若干空気気味に^^;

さらには"California Dreamin"、"Sloop John B"、"Wouldn't It Be Nice"、"Then I Kissed Her"!

"California Dreamin"でもクリスチャン・ラヴが目立ってた。"Sloop John B"から"Wouldn't It Be"に雪崩れ込むのも、2年前と同じでワクワクしました。
"Then I Kissed Her"も2年前のガイシホールで登場したんだよなぁ。
あの時はブライアンがアルを紹介し、アルが歌ってたなぁ。

ブライアンたちがいないことを除けば(まぁ、それが一番大きいのですが)、曲のアレンジは一緒だったので、リユニオン時を思い出しながら聴いていました。

"California Girls"では、観客の差し出したレコードにサインを書いていたマイクが歌いだしに遅れ、1小節待ってから歌っていました。
この辺になるとボチボチ立ち上がる客も見え始めていました。
そういえば4年前のBillboardでも最初から立ち上がってノリノリだったお兄さん、今回もいました。
今回はクリスチャン・ラヴ側にいて結構目立ってましたが、マイクは一貫して女性客しか見ないという(笑)
相変わらず女性客にウィンクしたり、握手しにいったり精力的に(?)動いており、笑いました。

続いてはマイク・ラヴがジョージ・ハリスンへのトリビュート・ソングとして発表した"Pisces Brothers"。
マハリシ繋がりでインドに傾倒していた2人ということで、スクリーンにもその当時の映像、ジョージの映像が流れていました。

さらには"カールが歌うよ、スクリーンを見て"と"God Only Knows"が流れました。
この辺も、2年前と同じですね。
そんなわけで私もカールと一緒に"God Only Knows"を歌いました。
ブルースも後半の"God only knows what I'd be without you."の部分をハモっていて、なんか嬉しかった。

もうショーも終盤。
ここからはお馴染みのナンバーが怒涛のように、です。
"Good Vibration"、"Help Me Rohnda"、"Rock And Roll Music"!
そしておお!!"Do You Wanna Dance"!!!

まさか"Do You Wanna Dance"まで登場すると思わなかったので、これは狂喜!!
思わず最前テーブルながら立ち上がりました。この辺からは会場全体がスタンディングになっていました。
マイクがマイクを向けてきた時は、全力で"Do you do you do you do you wanna dance??"と歌いましたよ。

この後、"Barbara Ann"、"Surfin' USA"と続いて本編終了。
この間も、マイクは何度かサインを書いており、私も持参した"Friends"の紙ジャケにサインを書いてもらいました。

そしてアンコールは、"KOKOMO"、大ラストは"Fun, Fun, Fun"とこれまた鉄板の2曲で締めくくられライヴ終了!

ドリンク代込みで約16,000円はさすがに高いですが、MCも少なめに30曲も演奏してくれて非常に楽しい公演でした!

copyright1
(制作:木戸涼)

(C) 2001-2024 copyrights.Ryo Kido