Mr.Win's Room

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Rolling Stones

 

"14 on fire JAPAN TOUR"
東京ドーム 2014年3月4日

-setlist-
1. Start Me Up
2. You Got Me Rocking
3. It's Only Rock 'n' Roll (But I Like It)
4. Tumbling Dice
5. Angie
6. Doom and Gloom
7. Silver Train (with Mick Taylor)
8. Honky Tonk Women
9. Slipping Away (with Keith on lead vocals and Mick Taylor joining on guitar)
10. Happy (Keith Richards on lead vocals)
11. Midnight Rambler (with Mick Taylor)
12. Miss You
13. Paint It Black
14. Gimme Shelter
15. Jumpin' Jack Flash
16. Sympathy for the Devil
17. Brown Sugar

(encore)
18. You Can't Always Get What You Want
19. Satisfaction (with Mick Taylor)

【感想】
さぁストーンズ2日目!セットリストに変化があるのか!?
ワクワクしながら、再度新幹線で大阪→東京へ。
初日で、パンフ購入&グッズ売り場見物は終わっていたので、この日は御茶ノ水の喫茶店で時間を潰して、18時前に会場へ。

初日はアリーナほぼ中央9列目という素晴らしい場所でしたが、今回はスタンド席。
もっとも、スタンド4列目と書いてあったので、それなりに良い席かな?と思って移動してビックリ!なんとスタンド最前列でした!(1〜3列目がないブロックだった)
丁度、ステージ中央の最前列で、撮影機材以外は遮るものがないという観やすい位置!スタンドでは最高の席!
幸運を喜びつつ、会場を流れる"Time After Time"(シンディ・ローパー)のインストゥルメンタルなど聴きつつ待つこと約1時間。
この日も19時頃会場が暗転し、ライヴスタート!
前日同様の"Sympathy For The Devil"風のリズムが流れ、"Ladies & Gentlemen Please welcome...The Rolling Stones"のアナウンスがあり、始まったのは……!!!

"Start Me Up"だ!!!
おお!1曲目から変わった!!!

"Get Off Of My Cloud"が大好きな私としては、正直、残念だったのですが、色々と変化が期待できる1曲目にワクワク。
ミックに先導されて手を突き上げ、リズムを取り盛り上がるのは初日同様!

そして2曲目は"You Got Me Rockin'"!2曲続けて昨日と違う流れ!
キースがイントロでよろけかかるも強引に続け、ミックがしっかりと立て直す辺り、ストーンズらしい!

"It's Only Rock 'n' Roll (But I Like It)"、"Tumbling Dice"とお馴染みの2曲が続いた後は"Angie"も登場!
周囲のコアなファンからは、「あぁ……」というため息がもれており、思わず笑いましたが(^^;)、やっぱり良い曲には変わらない。
この曲を歌う時のミックのねっとりしたヴォーカルも健在。

続いてこの日も新曲で歌われたのは"Doom And Gloom"。
ミックのヴォーカルが、若干音程外れてた気がしますが、ラストでチャーリーが曲を終わらせるタイミングがキースのギターと息ピッタリ。初日はもたついていましたが、しっかり修正されていました。

続いてはインターネットの最多投票獲得曲発表。("One More Shot"はやっぱり演奏されないのか。。う〜ん残念!)
選ばれたのは"Silver Train"!
おお!!やった〜〜!!!レア曲登場!!1973年9月7日以来となるライヴでの披露です!!
さらに、ここでミック・テイラー登場!テイラーのスライド・ギター付きだ〜〜!!!
これは嬉しかったです。ミック・テイラーの妙技を味わいました。

続く"Honky Tonk Women"ではキースがイントロを先走って弾いてしまい、その後、チャーリーがドラムのイントロを入れておさえこむ場面も。
う〜ん、キース、大丈夫か!?(笑) 初日はネット情報によると下痢気味だったようで元気なかったですが、この日は時折、ポーズもキメていて、体調は良い模様。でも、手元がたまに怪しいぞ!(笑)

そしてメンバー紹介では、キースのおとぼけにつられたのか、ミックがダリル・ジョーンズを紹介する時、誤って"On the bass....Chuck!!....No!!"と言い間違えて、苦笑しつつ言い直すシーンも(笑)

キースは"Slipping Away"は初日と変わらず。この日もミック・テイラーが参加。

そして2曲目は"Happy"!
正直、"Before They Make Me Run"を固定にして、"Slipping Away"を変更曲にして欲しかったのですが、久しぶりの生"Happy"はやっぱり嬉しい。キース、高音が厳しくなっていますが、それでもしっかり歌っていました。

でも、そろそろ"You Got The Silver"とか"Little T & A"とか"You Don't Have To Mean It"とか"Connection"とか聴きたいぞ!
でもまぁ、最終日も初日あるいは2日目と同じになりそうな予感(^ ^;)

"Midnight Rambler"は相変わらず凄い!
ジャガーのブルーズハープを、テイラーのギターが追う。2人のミックが競い合うシーンは鳥肌ものでした。
個人的には、テイラーのソロは初日の方が良かったかな。

"Miss You"からは初日同様定番のオンパレード。
多分、これ以降の曲は変えたくても変えづらいでしょうから、4曲も変えてくれたら充分でしょう。

"Gimme Shelter"のイントロはこの日は成功。そしてリサへの歓声は相変わらず凄まじかった!

"Jumpin' Jack Flash"はほんのチョットだけ途中でリズムが遅くなる場面があったと思うのですが、一緒に歌えて最高!

そして驚いたのは続く"Sympathy for the Devil"!
なんと後半、キースが花道をギターを片手に持って走ってきました!花道を出てきて歓声を受けて、また戻ってしまったので、挨拶しに出てきたような感じではありましたが、花道入り口付近では、ギターもしっかり演奏!ミックとキースが絡むシーンが観れて良かった!

"Brown Sugar"のサックス間奏時は、初日同様、ミックがステージの端から端まで全力疾走!やっぱり凄い!

アンコールの"You Can't Always Get What You Want"は、洗足フレッシュマン・シンガーズのコーラスが最初からしっかりと聴きやすく、音響にも調整の後が垣間見えました。

最後の"Satisfaction"は、もう言葉は不要でしょう!
2公演目もストーンズは最強のバンドだと確信させてくれる公演でした!!

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