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清水ミチコ

 

国民の叔母・清水ミチコの『ババとロック』in日本武道館
日本武道館 2013年12月30日

-出演者-
清水ミチコ
マキタスポーツ
MAX
黒沢かずこ(森三中)
椿鬼奴
グループ魂
スチャダラパー
レイザーラモンRG
EGO−WRAPPIN'
松崎しげる 他


【感想】
2013年末に行われた清水ミチコさんの武道館イベントに行ってきました。
武道館に行くのは多分、WWEの興行(ショーン・マイケルズ&HHHがDXとして来た2006年)以来!?
いや、その後も何かで来たと思うのですが、物凄い久しぶりです。
2F席ステージ真横ではあるものの、ポールのドーム公演に比べると近い(笑)

イントロは「2013年の武道館がいかにおめでたいか」についての映像。
「武道館のてっぺんにある擬宝珠は、伊勢神宮のもので、今年伊勢神宮は式年遷宮が行われてめでたい」とか、「大屋根の稜線は富士山をイメージしている。富士山は世界遺産に登録されておめでたい」といった内容でした。

その後、和太鼓による演奏があり、松崎しげるによる国歌斉唱があり。
そして清水さんが登場。「やってみたかった!」といって観客席にウェーブ指示。
「今日は、お笑い好きなミュージシャンと、音楽寄りのお笑い芸人が盛り上げます」といったイベント主旨説明をして、スタート。

舞台装置が変わるまでの間は、松尾スズキと清水ミチコによる「舞台転換をつなぐ歌」(だったか?)や、「黒柳徹子と清水ミチコの対談」といった映像が。
黒柳さん、武道館の最年長出演者記録や、紅白歌合戦の最年少司会記録を持ってるんですね。

1. EGO-WRAPPIN'
以前、何かのイベントで観て以来。
お笑い要素はなく、正統派の演奏でした。
私の好きなタイプの音楽ではないので、ちょっと退屈だった^ ^;

2. RG
あるあるネタをやってました。
このネタは、私好みではないので、イマイチ^^;

3. マキタスポーツ
知らなかったのですが、このコミックバンドは物凄く面白かった!
(犬猿の仲と言われている)桑田啓祐と長渕剛のモノマネを交互にやるネタは笑いました。
今後、要チェックです。

4. 椿鬼奴
(マイナーで椿鬼奴がメロディーを知らない)八代亜紀の曲を、カラオケ伴奏にのせて歌詞だけ見て適当に歌う、というモノマネ。
途中からRGも出てきたかなぁ。最初は面白かったのですが、途中で飽きた^^;

5. スチャダラパー
生でラップを聴くのは演劇「僕たちの好きだった革命」以来。
手を振ったり掛け声やったりというノリの良さは楽しかったので、好きなコード進行だったら面白いかも。
ラスト、ステージを去って戻って去って……というのを4回ぐらい繰り返して笑いを取ってました。

6. 森三中・黒澤登場
セクシーな踊りを森三中・黒澤がやるというネタ。
意外と面白かった(笑)

7. MAX
おお!久しぶりのMAX!やっぱり盛り上がります。
特別ファンではありませんでしたが、リアルタイムで聴いていた世代なので楽しかった!
新曲の"TA KA TA"では、椿鬼奴も参加してのパフォーマンス。
物凄く盛り上がりました。

8. グループ魂 宮藤官九郎など。
「今年、ドラマから生まれた流行語あるじゃん!倍返しだ!じぇじぇじぇ?あまちゃんなんか嫌いだ〜!」というMCにメンバーの宮藤官九郎が泣き真似してました。

9. 清水ミチコ
そしてトリは
ユーミンのモノマネ、「いきものがかりや山下達郎の作曲法」の歌、桃井かおり、杉本彩、田中真紀子など何十人もモノマネをやった後、最後はやはり矢野顕子さん!
今回は忌野清志郎さんの声まねも一人二役でやっての「ひとつだけ」!
2013年は本家矢野さんのコンサートに行けなかったのですが、大好きな「ひとつだけ」をここで聴けたので満足(笑)
忌野さんの真似は声質的にちょっと無理がありましたが、矢野さんの声はホント似てます。
コンサートに近い満足度を味わうことができました。

10. フィナーレ
そして最後は全員集まって、なぜかサライの合唱(笑)
すると森三中・黒澤がマラソンランナーの格好で会場に(爆)
最後の最後まで笑わせてくれる、年末にふさわしい楽しいイベントでした。



(制作:木戸涼)

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