| イタリア縦断 ボブ・ディランとイタリア芸術探訪の旅 vol.42 Colosseo, Foro Romano & Le Domus Romane di Palazzo Valentini（コロッセウム, フォロ・ロマーノ & ローマ式ドムス） バチカンを出て、再びローマへ。昨日入れなかったコロッセウムから、ローマ巡りを再開。   ローマ帝政期に造られた円形闘技場。剣闘士試合で猛獣や剣闘士が命を落とした場所。 かつて沢山の血を吸った場所ゆえ、今では死刑廃止イベントで使われているようだ。 そういえば聖闘士星矢でもコロッセオってあったな。  ヴェローナ・アリーナを先に体験しているとはいえ、晴天で見るローマのコロッセウムは壮観。 現在はむき出しになっている地下部分は、手動の昇降機を使って動物や舞台セットを地上へ運んだそうだ。 さすがに名所だけあって、観光客の数も多かった。  続いて歩いてすぐのフォロロマーノへ。 紀元前6世紀頃からローマ帝国がテトラルキア（分担統治）を採用する3世紀末頃まで政治・経済の中心だった場所。 残念ながらあまり知見が無く細かい気付きは無かったものの、あのカエサルもここで演説をしたのだと思うと感じるものがある。 恐らくフォロロマーノ中心部にあるのが政庁跡で、周辺が待機所、前に広がる平地が広場だったのだろう。 しっかりとした遺構を見る限り、相当な技術力があったと推察される。    この後向かったのが、ヴァレンティーニ宮殿のローマ式ドムス。  宮殿内で古代ローマ時代における人々の生活をプロジェクションマッピングを使って解説してくれる2時間ツアーで、全編英語ながら視覚的にも楽しく分かり易かった。（ツアーは要予約） 宮殿の構造説明、水回りの説明もあり、それこそ佐賀の「水ものがたり館」が好きな方なら気に入るのではないだろうか。 次へ (2013/11/08) |