Mr.Win's Room

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Carole King

 

WELCOME TO MY LIVING ROOM TOUR
神戸こくさいホール 2008年11月24日(月)

-set list-
1. Beautiful
2. Welcome To My Living Room
3. Been To Canaan
4. Up On The Roof
5. City Streets
6. Home Again
7. Nothing Bout Love Makes Sense
8. Love's Been A Little Bit Hard On Me
9. Smackwater Jack
10. Medley
Take Good Care of My Baby
It Might As Well Rain Until September
I'm Into Something Good
Go Away Little Girl
Hey Girl
One Fine Day
Will You Love Me Tomorrow

休憩 (約20分)

11. Love Makes The World
12. Sweet seasons
13. It's Too Late
14. Chains
15. Natural Woman
16. Pleasant Valley Sunday
17. Being at War With Each Other
18. I Feel the Earth Move

(encore)
19. So Far Away
20. You've Got a Friend
21. Loco-Motion


【感想】
前年に引き続き、2年連続でキャロルが来日すると知った時は驚きました。
今回は単独ツアーなので、曲数も増えるなと楽しみにしていたのですが、期待通りのライヴで満足!

ライヴは休憩をはさんでの二部構成だったのですが、まず第一部。
ステージにはソファとテーブル、それに左側にピアノが。
リビング・ルームに見立てられたステージに、まずキャロルが登場。
ピアノの前に座って数曲弾き語りをした後、そこにサポートメンバーのゲイリー・バーとルディ・ゲスを招き入れ、3人による演奏会が始まるという演出は、キャロルらしい暖かく楽しいもので、まさしくリビングに招待されたようなアットホーム感がありました。

前年に引き続き聴けた"Up On The Roof"、"Home Again"、"Smackwater Jack"、"Will You Still Love Me Tomorrow"などはやはり絶品。
特に"Up On The Roof"。本当に何度聴いても名曲です。

収穫だったのは、"Love's Been A Little Bit Hard On Me"。知らない曲でしたが、カーラ・ボノフの"Baby Don't Go"みたいで凄く気に入りました(Gary Burrのギター・プレイも)

一部終了後の休憩時間ですが、この間、ステージでは(日本の伝統的な)家政婦さんの姿に扮したスタッフがリビングルームを掃除していました。これは来日公演途中から始まった演出のようです。

そして二部。
"Love Makes The World"、"It's Too Late"、"Natural Woman"、"I Feel the Earth Move"などの代表曲が飛び出した二部でしたが、一番嬉しかったのは前年聴けなかった"Chains"!ビートルズもカバーした名曲です。
それに"Pleasant Valley Sunday"!こちらはモンキーズへの提供曲。
気分は一気に60年代です。

しかし一番盛り上がったのは、ラストの"Loco-Motion"!
キャロル・キングのライヴのラスト・ソングというと、この曲で盛り上がって終わるというのを観ていたので、生で聴けてよかった!
ゴフィン&キングの子供のベビー・シッターをやっていたリトル・エヴァに歌わせたら大ヒットしたというエピソードも好きです。

なお、途中のMCでは、丁度同時期に来日中だったthe WHOの話題も出て、キャロルがピート・タウンゼントのマネをして腕を振り回すというシーンもあり、お茶目なところを見せていました。


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