Mr.Win's Room

Mr.Win's Room

Home / Profile / Music Works / Essay / Report / Kyushu


THE WHO

大阪城ホール 2008年11月13日
さいたまスーパーアリーナ 2008年11月16日

-setlist-
1. I Can't Explain
2. The Seeker
3. Relay (埼玉では、"Anyway Anyhow Anywhere")
4. Fragments
5. Who Are You
6. Behind Blue Eyes
7. Real Good Looking Boy (埼玉では"Relay")
8. Sister Disco
9. Baba O'reily
10. Eminence Front
11. 5:15
12. Love Reign Over Me
13. Won't Get Fooled Again (埼玉では"My Generation")
14. My Generation (埼玉では"Won't Get Fooled Again")

(encore)
15. Pinball Wizard
16. Amazing Journey
17. Sparks
18. See Me Feel Me
19. Tea & Theatre


【感想】
2004年のロックオデッセイで実現したthe WHOの来日公演。
その4年後に、遂に単独来日公演が実現しました。
私は大阪、埼玉の2公演に行きましたが、いやぁ素晴らしかった。

単独では初来日ということもあり、両公演ともファンのテンションも物凄く、ライヴ前に「いよいよもうすぐthe WHOのライヴが始まります!」というアナウンスがあると、観客「Woo~~~~~!!!」
そして、その後も、会場を流れる曲が終わる度に「Wooo~~~~~~~~!!!」と。

そして会場暗転。ジャッ!ジャジャッ!ジャッ!ジャラララッ!!
"I can't explain"が流れた瞬間から、もう総立ちですよ。

今回のセットリスト(大阪)は"I Can't Explain"や"Who Are You"、"Behind Blue Eyes"、"Baba O'reily"、"My Generation"、アンコールの"Tommy"メドレーなど固定曲を残しつつ、"The Seeker"、"Relay"、"Sister Disco"など70年代の曲が多めに入ったもの。

個人的には、60年代の曲が特に好きなので、"Substitute"が聴けた初来日セットリストの方が好みでしたが、大阪の2〜3曲目など骨太なロックで格好良かった。
何より、大阪では"Real Good Looking Boy"が聴けて良かった!大好きなので。

一方の埼玉では、"Anyway Anyhow Anywhere"が登場して良かった!
"Happy Jack"とかも聴いてみたいですが、それはさすがに欲張りすぎですね(^-^;
行けませんでしたが武道館では"Naked Eye"も演ったようで、そういった日替わり曲もファンの間では、ワクワクでした。

大阪では座席がピート側だったので、ザック・スターキーとピノ・バレンティーノがあまり見えなかったのですが、埼玉ではBブロック40番台(最前ブロック(A)の次のセンターより)だったので全体がよく見える位置。
2004年初日のようなラストのギター破壊は無かったですが、ロジャーのマイク・パフォーマンス、ピートの腕ぶん回しも間近で再び目撃できて大興奮。
ピートは、"Too old to jump"と言いながらもちゃんと跳ねてて元気でした!

あと大阪ではこんなオーディエンスとの↓なやり取りもあったな。

Hello Great to be here in Yokohama! (No~~~~~)
Hello Great to be here in Tokyo! (No~~~~~)
Hello Great to be here in Osaka! (Yeah~~~~~~)
Fantasic city, just incredible! just amazing!

でもやっぱり一番心に残っているのは、今回も"Baba O'reily"や"Real Good Looking Boy"で一緒に歌ったり、拳を突き上げたこと。
あの時の一体感たるや、ただ事じゃないです。

固定曲はどれも最強のロックンロール・ナンバーなので、もう体中でリズムを感じていました。

この後、ロジャーのソロ来日公演はありましたが、WHOとしての来日はずっとありません。
そういう意味では、唯一の単独来日公演。
2004年も含め、キース・ムーンもジョン・エントウィッスルもいないとはいえ、WHOとして日本で野外公演、単独公演と実現してくれて有難うと言いたいです。

copyright1
(制作:木戸涼)

(C) 2001-2024 copyrights.Ryo Kido