Earth Wind & Fire フェスティバルホール 2006年1月15日 【感想】 Earth Wind & Fireのライヴに行ってきました。 会場はフェスティバルホール。 正直なところ、私は「EW&Fのファン」という程、彼らの音楽を愛聴していないし、メンバーもモーリス・ホワイトしか知りません(現在、パーキンソン病で闘病中?ということはテレビで知った)せいぜいラジオやCMで使われているのを耳にしている程度です。 ですが"Fantasy"や"September"はそれなりに好きだし、去年11月のレオン・ラッセル以来ライヴに行っていないため、ライヴ渇望症に陥っていた身としては何か観たい…….というわけで行ってきました。 チケットはネットオークションで定価割れで確保。 「ライヴに行く前に、とりあえず予習をしよう」と思い、買ったベスト盤でファンキー・ディスコで軽め。曲としての完成度はどれも高く、テクニック集団という印象を受けた彼ら。 ただ、アクの強さというか、強烈過ぎるぐらいの個性が好きな私にとっては、薄味かなぁという印象。 もっとも、改めて聴いた"September"、"Fantasy"の他にも、"Sing A Song"、ヒットメドレー形式の"Megamix 2000"辺りはかなり気に入りました。 特に"Sing A Song"はコードそのものはストレートなものだし、この時点で、私的EW&Fのベストソングになった。 そしてライヴ会場へ。 驚いたのは客席が満杯だということ。 ここまで人気あったのか!? 私は2Fの左端の方だったが、会場自体がそれ程大きくないので充分見えます。 ライヴはインストゥルメンタルからスタート。 客席から見て、ステージ前方の左右にコンガが設置、中央後ろにキーボード、右側にホーン隊が3人並ぶ編成。 ヴォーカルやベース、ギターはかなり自由にステージを飛びまわっていた(メンバー紹介はしていたが名前は失念。ちなみにベースはロナウジーニョ風の顔だった) 1Fは最初から総立ち状態。ベスト盤1枚だけ、しかも印象に残った曲しかタイトルを覚えていないため、どの曲か分からないのが辛いですが、メンバーはノリノリ、客も(2Fですら)かなり立っていたので、さながら巨大なディスコ会場状態に。 ただ、メンバーが揃って見せた踊りは、あまり格好良く無かった(^-^; アップテンポな曲の中にスロー・バラードを織り交ぜ(ベスト盤で聴いた"Reasons"も登場した)、曲によっては前方のコンガをヴォーカル、ベーシスト等が叩きライヴは進みます。 個人的には、ストリングスやホーンを多用するグループの冗長気味なバラードは退屈なので、アップテンポな曲の方がノレて楽しかったです。 そしてライヴも終わりの方に差し掛かった頃、ドラムのズンッズンッ!という合図に続き、ホーンとキーボードから聞き覚えのあるイントロが! お〜!"Sing A Song"だ!思わず立った。会場も総立ちになってるぞ! 古典的なものながら、この曲のベース・ラインは素晴らしい。 腰を振りたくなるリズムに合わせて、事実観客は腰を振っている。 10代のお姉さんから60代のお婆さんまで、色んな人が振っているのを私は確かに目撃した。 そして"Sing A Song"から間髪入れずに演奏されたのは"September"! ここで会場の盛り上がりは最高潮に。 手を左右に振るように煽るメンバー。 熱気が凄い。これこそライヴの魅力だ。 本編はここで終了。 そしてアンコール1曲目は"Fantasy"! やはり私的には"Sing A Song"からこの曲までの3曲がハイライトでした。 しかし、聴きたいと思っていた3曲が連続するとは・・。 その後、メンバー紹介と1〜2曲あってライヴ終了。 アンコールは1度だけでした。 [備考] 観客席は満杯。年代は30代〜40代が多いように思えた。 しかし、10代とおぼしき人から70代ぐらいに見える人もいたので、幅広い年代が来ていたと思われます。 会場男女比 6:4 (←自信無し) グッズ Tシャツが数種類売っていた。パンフレットは無かったはず。 |
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