Mr.Win's Room

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Leon Russell

心斎橋クラブクアトロ 2005年11月22日

【感想】
レオン・ラッセルといえばストーンズのセッションや、バングラデシュ・コンサートでお馴染みのアーティスト。
60年代ロック・ファンとしては1度は観ておかなければ!ということで行きました。
一般にはカーペンターズが歌った"A Song For You"の作曲者として有名でしょうか。

最近の写真を見ると真っ白な長髪に髭という、まさしく「スワンプロックの仙人」とでも呼びたくなるような風貌。
その姿も十分に拝みたいなぁ、と思いちょっと早めに会場へ。
心斎橋のクアトロに行くのは初めてだったのですが、街中のビルなので、予想以上に早く到着。
そのかいがあってか、最前列のキーボード付近(=レオン付近)を確保でき、まずは一安心。

開演時間になるとすぐにメンバーが登場。確かギター、ベース、ドラム、女性コーラス(多分、レオンの娘さん)というシンプルなメンバーだったはず。(実はこのレポート、ライヴを観た数年後に書いているので、少し曖昧な部分はご勘弁を)
そして、レオンが登場!
おお!写真通り真っ白だ!(笑) さらにはサングラスもかけているので表情はまったく分かりません。
レオンを知らない人のために説明するなら、髪の毛が真っ白なムッシュかまやつが大きめのサングラスをしているのを想像すればOKです。

予想通りキーボードの前に座ったレオンは、すぐに演奏開始。
1曲目は"Delta Lady"。いきなりテンションの高い曲からスタート!
細かいセットリストは忘れてしまったのですが、演った曲を列挙すると……
ディランの"A Hard Rain's a-Gonna Fall"、ストーンズの"Jumpin' Jack Flash"、"Paint It Black"、"Wild Horses"、レイ・チャールズで有名な"Georgia On My Mind"、テンプテーションズの"Papa Was A Rolling Stone"、勿論"Song For You"、それに"Back To The Island"やジェリー・リー・ルイスの"Great Balls Of Fire"辺りも演っていたと思います。
そういう意味では知っている曲が多かったので非常にノリやすかったです。
ディランやストーンズはオリジナルの方が好きではありますが、レオンが歌うと泥臭さがまして、「あぁ、こういうのもいいなぁ」と思わされます。
"Wild Horses"では、特にそう思いました。

ハイライトは"A Song For You"。
レオンによるピアノ弾き語りは、ヴォーカルの穴を埋めるかのようにピアノを弾く自由度の高いスタイル。
その崩し具合にも味がありました。

もっとオリジナル曲ばかり演ると思っていたので、関係アーティストの有名曲も多数取り上げてくれたサービス精神には感謝です。
それにしても間近で目撃したレオンは、本当に仙人でした(笑)
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(制作:木戸涼)

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