落陽のパレルモ 2005年11月19日(土) 会場:宝塚大劇場 宝塚歌劇団花組 【ストーリー】 19世紀半ば、イタリア統一を巡る革命の最中にあるシチリア。 革命軍の闘士ヴィットリオ・ロッシは、イタリア王国の政府軍中佐としてパレルモに凱旋。上司のロドリーゴ・フォンティーニ伯爵と共に、地元貴族のカヴァーレ公爵家の晩餐会に訪れる。そこで公爵家の長女アンリエッタと出会い、心惹かれる。 しかしアンリエッタの父アレッサンドロは、ヴィットリオが平民出身のためこの交際を許そうとはせず、ヴィットリオをシチリアから遠く離れた辺境の地へと転任させる。 貴族と民衆が平等に生きられる世界をつくり出したいと願うヴィットリオ。特権を守り維持しようとする貴族階級。 そして虐げられることに耐えかねた民衆たち。 果たして、ヴィットリオとアンリエッタの愛の行方は? 【客入り】 女性客多し。年齢層は20代から70代?まで幅広いが、30〜40代とおぼしき層が目立つ。 【感想】 会社の社内旅行の一環で、初めて宝塚を観に行きました。 宝塚はイメージとして「こんなもんだろう」という印象はあったのですが、実際の舞台を通して観たことは生でも映像でもなく、まったくの初めて。 さらに、事前に演目を知っていたわけでもなかったので、当日会場で買ったプログラムで直前予習をするのが精一杯という感じ。 なので、感想ですらないのですが、イメージ通りの宝塚でした。 貴公子のごとき主人公と娘役の純度100%のラブ・ストーリーというか。 まさに少女漫画の世界です。 華やかな衣装も、キラキラしていて、少女漫画のキャラクターの目のようだったという印象が強く残っています。 で、それだけある意味ベタな理想を、期待通りに体現してくれているからこそ、熱心なファンが多数いるんだろうなぁ、と思いました。 ただ、個人的には1度観たからもういいかなぁ。 なお、本編終了後、"ASIAN WINDS!"という歌と踊りのステージもありました。 |
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