Sumpremes & Temptations (ゲスト:鈴木聖美) 大阪厚生年金会館 2005年7月11日(月) 6時30分開演 -setlist-(事前配布の予定曲目より) 鈴木聖美 1. Kiss And Say Goodbye The Sound of the Supremes 2. Keep Me Hanging On 3. Where Did Our Love Go 4. Baby Love 5. Love Child 6. Reflections 7. Stoned Love 8. You Can't Hurry Love 9. Come See About Me 10. Back In My Arms Again 11. Love Is Like An Itching In My Heart 12. Stop! In The Name Of Love 13. Someday We'll Be Together 鈴木聖美 14. 日々の果実 Richard Street Lead singer of the Temptations 15. Master Piece 16. The Way You Do The Things You 17. Ain't Too Proud To Beg 18. Ball of Confusion 19. Just My Imagination 20. Get Ready 21. Can't Get Next To You 22. Psychedelic Snack 23. Cloud Nine 24. Papa Was A Rolling Stone 25. My Girl 鈴木聖美 26. Taxi 【感想】 この感想は2010年1月16日に書いています。 なので、細かいセットリストなどはかなり忘れてしまっているのですが、素晴らしい"ショー"への充実感を覚えたことは鮮明に記憶しています。 モータウンといえば、60年代にジャクソン5、マーヴィン・ゲイ、スモーキー・ロビンソン、スティービー・ワンダーなど綺羅星のごときスターたちが沢山のヒット曲を量産したことはご存じのとおり。 中でも、ダイアナ・ロスがいたシュープリームス、そしてストーンズをはじめ数多くのアーティストにカバーされているテンプテーションズは、良き時代のモータウンを代表する存在といっても過言ではありません。 チケットぴあのホームページを見ていた時、偶然にもその2グループが来日。しかも鈴木聖美さんもゲスト、ということで「これは観たい!」と思い、即座にチケットを購入しました。 当日は会社帰りにそのまま厚生年金会館へ。すると入ってすぐに、予定セットリストが書いてある紙を渡されてビックリ(笑)。 クラシックやオペラ以外で、事前に予定セットリストを渡されたのは後にも先にもこの時だけです。(上述のセットリストは、そこに書いてあったもの。実際には多少、違っていたはず) 当日の客席は高年齢層が圧倒的でしたが、若いファンの姿もチラホラ。かなり埋まっていたと思います。 私の席は1FO列13番。決して前の方ではないですが、厚生年金会館自体、そこまで大きな箱ではないので、十分ステージは見えました。 まずは鈴木聖美さんが登場し、当時の新曲?や"Taxi"などを。予定セットリストでは、何度か登場したことになっていますが、出演順は、鈴木さん⇒シュープリームス⇒テンプテーションズ⇒全員じゃなかったかなぁ。この辺、記憶が曖昧です。 "ロンリー・チャップリン"も演ったような気がするのですが、他のライヴと混同してるかもしれません(鈴木聖美さんは、何度かライヴに行っているので) MCで覚えているのは、「私もモータウンは大好きで、楽屋でシュープリームスのメンバーと仲良くなって携帯のアドレスを交換しました」と言っていたはず。 そういえば鈴木さんは、DVDになっているepic25のMCでも、「Motown25で、ダイアナ・ロスがベリー・ゴーディー・ジュニアの方を見て、ウィンクしてるのよね。ハイ♪ダーリン♪みたいな感じで」とかモータウン・ネタのMCをしてました。 その後、シュープリームスが登場! お揃いの振り付けで、往年のヒット曲のオンパレード!予定セットリストに書いてある曲は全部演っていたと思います。 凄いのは、どの曲も聴いたことがある、ということ。3分前後に魅力を凝縮したポップ・ソングが次から次へと出てくるのは感動的。 オリジナル・メンバーはもういませんが、モータウンの伝統芸というか。モータウン関連の本とかを読むと、「アーティストには振り付けの1つ1つから客席への目線、お辞儀の仕方まで厳しい教育がなされた」……といった記述がありますが、脈々と受け継がれているプロフェッショナルなショーをしっかりと見せてくれたことに胸が熱くなりました。まさに気分は60年代でした! 特にお気に入りの"You Can't Hurry Love"、それから"Stop In The Name Of Love"は大興奮。一緒にハミングしながら観ていました。 "Stop In The Name Of Love"はお決まりの"Stop"で手を突き出す振り付けも見れました。 次がテンプテーションズ。 こちらは71年に加入したリチャード・ストリートがオリジナル・メンバーの扱い。(テンプスは結構メンバーの出入りが激しいグループでした) あとは若いメンバーだった記憶が。 ストーンズ・ファンとしては、"Ain't Too Proud To Beg"、"Just My Imagination"が聴けたのが嬉しい限り。 代表曲の"My Girl"、"Cloud Nine"なども生で聴くとやっぱり絶品でした。手をパンと打って、出していた足を摺り足気味に引く(分かりづらくてすいません)という、モータウンの振り付けでよく見るシーンも見れて満足。 それと、確か"Get Ready"では、観客席の方まで歩いてきて、ノリノリだった大阪のおばちゃんに話しかけると、おばちゃんが踊りだし歓声が飛び交っていました。 ラストはシュープリームス、鈴木聖美さんも登場して、アンコールを歌っていました(このアンコール曲が何だったかちょっと忘れてしまいました。残念!) ……というわけで、かなり忘れている部分もあるのですが、間違いなく"This is Motown!"としか言えない完成されたショーは素晴らしかったです。なので、「来日したら、また行きたい!」と強く思っています。メンバーが変わっても、モータウンは永遠なのです。 |
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