David Bowie "Reality" Tour 日本武道館 2004年3月9日(火) -setlist- 1. Rebel Rebel 2. Hang On To Yourself 3. New Killer Star 4. Fashion 5. Cactus 6. All The Young Dudes 7. China Girl 8. Reality 9. 5:15 The Angels Have Gone 10. The Man Who Sold The World 11. Hallo Space Boy 12. Sunday 13. Heathen (The Rays) 14. Under Pressure 15. Slip Away 16. Looking For Water 17. Quicksand 18. The Loneliest Guy 19. Afraid 20. Be My Wife 21. A New Career In A New Town 22. Ashes To Ashes 23. I'm Afraid Of Americans 24. Heroes (encore) 25. Bring Me The Disco King 26. Five Years 27. Fall Dog Bombs The Moon 28. Suffrafette City 29. Ziggy Stardust 【感想】 ライヴを観に行った時点で私が聴いていたデヴィッド・ボウイのアルバムは"Ziggy Stardust"、"Low"、"Diamond Dogs"、"hours..."、それにベスト盤1枚とブートレグ数枚。 聴いた中でダントツで好きな1曲が"Rebel Rebel"で、それに続くのが"The Man Who Sold The World"、"HEROES"、"Star Man"、"Hang On To Yourself"、"Ziggy Stardust"、"Five Years"、"Changes"など。 こうした曲のどれか(できれば"Rebel Rebel"は絶対に)が聴ければいいな〜と思って行ったのですが。 結論としては"Star Man"と"Changes"以外全部聴けてビックリ!嬉しいライヴでした。 前座のGROOVE SYNDICATE(元 BOOWY・松井氏のソロ・プロジェクト)のインストゥルメンタル演奏が終わり、インターバルの後、会場暗転。 ステージ後方には細長いスクリーンがあり、ボウイがブルーズハープを吹くアニメ映像が。スクリーンの端からステージの映像に切り替わっていき実像のボウイが登場!客席から歓声!(この辺、ツアーDVDに収録されたものと同じです) そしてなんと1曲目がいきなり"Rebel Rebel"!! もう出だしから総立ち。大興奮してしまいました。 そして何が驚いたって、ボウイの若々しさ!2F正面席からもよく見えましたが、優雅な歳の取り方というか、「なんであの歳であんなにセクシーなんだ!」と言いたくなるぐらい、同性から見ても格好良い。 ああいう類の色気を持った人は他にはいません。 そんなボウイがアリーナ席の方にかなりせり出して煽ったりするもんだから、大歓声でした。 03年ツアー以降の"Rebel Rebel"はイントロがリフではなくカッティング気味のコードで始まるアレンジ。 これが物凄く好きで、特に2003年8月19日ニューヨーク公演の音源はヴォーカルの艶(特に"Hot tramp, I love you so!"の部分!)も含めて完璧なサウンドでした。 武道館での"Hot tramp, I love you so!"は軽めに歌っていましたが、それでも格好良いことには変わらない。 そして2曲目が"Hang On To Yourself"なのだから、最高に素晴らしい出だしでした。 いきなり大好きな2曲が出て、もうこれで終わっても十分満足なぐらい(笑) 序盤のMCでは日本語で「今晩は。ただいま!ハハハッ!」とご機嫌。 その後は、「有難うございます。元気ですか?はは!僕は元気です(日本語)」みたいなことを言った後、"Fashion"(後ろで男女が絡むアニメが流れていた)、"All The Young Dudes"(観客にもマイクを向けて歌わせていた)、"China Girl"など知っている曲を中心にそれなりに楽しめたのですが"The Man Who Sold The World"で再び熱狂に! この曲と"Star Man"は私にとって「まさしくボウイらしい曲」なので、イントロが始まった時点で、「今、ボウイを生で観ているんだなぁ」と改めて実感。 "Slip Away"を演った後には、四角いものを取り出したボウイが、「これは昔から使っている目覚まし時計(?)だか枕だかなんだ・・」と言いながら、"Space Oddity"を口ずさみ、ここでも歓声が。 本編ラストで、予想通り"Heroes"(これも合唱)も登場。 これだけでも十分に素晴らしいライヴだったのですが、なんとアンコールでも"Five Years"、"Suffrafette City"、"Ziggy Stardust"と"Ziggy Stardust"から3曲も! この他にも本編では"Under Pressure"(ボウイとクィーンとの共作)を「フレディ・マーキュリーの曲を演る」と言いながら演奏してくれたし(フレディのパートを務めたゲイル・アン・ドロシーのヴォーカルも素晴らしかった)、願ったり叶ったりの内容でした。 |
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