Rolling Stones "Licks Tour In Japan" 横浜アリーナ 2003年3月12日 -setlist- 1. Street Fighting Man 2. It's Only Rock'n'Roll 3. If You Can't Rock Me 4. Don't Stop 5. Monkey Man 6. You Got Me Rocking 7. Ruby Tuesday 8. Loving Cup 9. All Down the Line 10. Tumbling Dice 11. Slipping Away (Keith) 12. Happy (Keith) 13. Sympathy for the Devil 14. Start Me Up 15. Honky Tonk Women 16. Satisfaction B-Stage 17. Mannish Boy 18. When The Whip Comes Down 19. Brown Sugar (encore) 20. Jumpin' Jack Flash 【感想】 (観た直後の感想) 只今、帰ってきました。 後半のBステ―ジでの"Brown Sugar"は凄かった・・・。 今日の特集は、"メインストリート"でした!("All Down The Line","Loving Cup","Tumbling Dice") ちなみに今日の1曲目は、"Street Fighting Man"で、"If You Can't Rock Me","Monkey Man","Happy","Ruby Tuesday"そして、"Don't Stop"が、Bステージでは"When The Whip Comes Down","Manish Boy"等も演奏されました! ただ、客の盛り上がりや会場の大きさ等を考えると、やはり武道館の方が上ですね。 ストーンズは、世界放送とか、初めての会場とか、そういう目的があると異常なまでの集中力と凄まじさを見せますが、その分、今日は普通のレベルのストーンズだった気がします・・・といっても、他のバンドに比べれば、圧倒的であることは変わりないのですが。 ただ、40列目あたりだとステージが遠すぎ。 センター席も段差が殆ど無いし、横浜アリーナの作りはライヴには向いてませんね。 Bステージの時は、どうも、30列目あたりは、係員を振り切って無法地帯となり、ステージに殺到していたようですが、私は40前半列だったので、そうなってるとは知りませんでした・・・。 近くの係員、かなりムードにビビってたので、倒してきゃ良かった・・(←冗談) 何だかんだ言って、セットリストがかなり変わったのは嬉しかったです。 まず、ライヴが始まるまでの話。 新横浜駅には、ストーンズを観に来たファンの人の波が出来ていました。 駅付近の本屋でも、店頭でストーンズ特集をしていて、ワクワク感を盛り上げてくれます。 会場内のグッズ売場は、凄い行列でした。 キラキラ光るバッジが2000円で売ってましたが、今回の公演では、パンフ以外のグッズは買わなかったなぁ。 新宿の"Gimme Shelter"に行けば、買えるからいいや、という気持ちもあったんですが(笑) そういえば、Tシャツに関しては、"Gimme Shelter"の方が安く売っていると聞きました。 私が会場に入ったのは、6時頃なんですが、その段階では、まだ半分程度の入りでした。 丁度私の席は、Bステージから20列分ぐらい後ろのど真中あたりで、丁度隣が、ライヴの録音&撮影場所でした。 ちなみに、ビデオの前にいるスタッフが、予定開演時間を過ぎてもず〜っと寝ていて(笑)、あ〜、今日も遅れて始まるんだな〜ということを予感させてくれました(笑) 実際、始まったのは、武道館の時と同様、30分ぐらい遅れてから。 武道館の時は、始まる前から、場内でかかっているブルースに凄い歓声が起こっていましたが、横浜では、そこまではならなかったです(一部で、歓声は聞こえましたが。) さて、そして、ライヴ開始!上でも書いたように今回は、"Street Fighting Man"から! のっけから一気に盛り上がりましたが、何と言っても、"If You Can't Rock Me","Don't Stop","Monkey Man","Ruby Tuesday","Happy","When The Whip Comes Down"!! 過去の来日公演で演奏された曲もありますが、私は、初めて聴いたので、本当に感動でした。 とりわけ、"If You Can't〜"と"Ruby Tuesday"は、涙モノです。 "If You Can't〜"は、スタジオ・ヴァージョンが1番好きなのですが、"Love You Live"等での元気なライヴ演奏を聴くにつけ、1度は体験したかった曲。 まさか、演るとは思わなかったので、興奮しました。 で、実際に目の前で歌われると、これが凄くいい! 今まで聴いたどの音源よりも良かった! 途中で、スクリーンにメンバー4人が映し出されるんですが、チャーリーがやけに格好良かったのも印象に残りました。 そういえば、帰りに菊名駅で、外人が、"If You Can't Rock Me〜〜!!"って絶叫してました(笑) "Ruby Tuesday"は、60年代のストーンズを代表する曲の1つだと思います。 映像でしか観たことがないブライアン・ジョーンズのことを思いつつ、聴いていました。 初来日でも演ったようですが、今回、再び演奏してくれたのは、嬉しい限りです。 "Don't Stop"に関しては、賛否両論がありましたが、私は凄く好きな曲です。 タイトルからして、これからも転がりつづけるぜっ!って言ってるみたいで格好良いじゃないですか。 明るいし、ミックらしいし、キースのギターも最初から入ってるし、良い曲だと思うんだけどな〜。 "Bridges To Babylon Tour"の時は、当時の新曲"Saint Of Me"で、ミックはアコースティック・ギターを弾きながら歌ってましたが、今回は、この曲でアコギを弾いてました。 もしかして、ミックは、新曲を演奏する時は、アコギを弾くのか?(まぁ、前回は、"Out Of Control"とか"Anybody Seen My Baby"もあったけど) "Monkey Man"は、ヴードゥー・ラウンジ・ツアーの時に、ミックとリサの掛け合いがあって、圧倒的だっただけに、短めの演奏になっていたのがチョット残念でした。 でも、初めて聴けたので、嬉しい。 "Happy"の時は、ロニーが丸椅子に座って、ギターをひざに乗せて、スライドしてました(たまに、椅子で回転してました) 演奏後に、キースとハイタッチしてたのが、微笑ましかった。 キースといえば、"Slipping Away"での、ギターを外して、歌に専念するパフォーマンスは、この日もやっていたので、武道館でも、別にチューニングが狂っていたわけではないようです。 あと、日替わりアルバム特集で"Mainstreet"から"All Down The Line","Loving Cup","Tumbling Dice"が演奏されたのは、嬉しいですが、"Tumbling Dice"は、毎回演る曲だし、他にもう1曲ぐらい演って欲しかったです。 個人的には、"Love In Vain"が聴きたかったので、"Let It Bleed"特集も期待したのですが・・・まぁ、"Let It Bleed"からは、他に沢山演奏されてますからね〜。 キースの"You Got The Silver"とかも聴きたかったですが・・・。 "Black & Blue"特集なんかだったら、かなり嬉しかったかも(笑) "Hand Of Fate"でしょ。"Memory Motel"でしょ。"Fool To Cry"でしょ。"Cherry Oh Baby"でしょ。・・・要するに、全アルバム特集して欲しかったりする(笑) 聴きたい曲といえば、"Highwire"がずっと聴きたい曲だったんですが、まさか、ライヴでは演らないよな〜・・・。 さて、"Sympathy for the Devil"も武道館では演らなかったので、今回の来日公演では初登場です。 ミックのパフォーマンスはいつ観ても圧倒的。みんな"Hoo!!Hoo!!"と歌ってました。 ただ、横浜アリーナは、ステージまでが遠い!上の感想でも書いてますが、尋常じゃなく遠い! メンバー豆粒だし、センター席は段差が無いから、観づらいことこの上無い。 やはり、横浜アリーナは、(音は良いとか言われてますが)ライヴ向きの会場じゃないと思います(格闘技向きの会場だと思います) もっとも、Bステージの時は、凄く盛り上がっていたので、次回の来日公演でも、演るなら、Bステージの曲をもう少し増やしても良いと思います。 それにしても、20列目付近の人羨ましすぎ。 花道歩くミックやキースに直接プレゼント渡したり、ライヴハウス並の近さで盛り上がれるんだもんな〜。 もし、次回も横アリがあるなら、大枚叩いてでも、Bステ付近で観ようと思いました(笑) |
|