Mr.Win's Room

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Brian Wilson

 

東京国際フォーラム 2002年2月21日, 22日、渋谷HMVサイン会 2月23日

-setlist-
第一部
1. Brian Wilson
2. 'Til I Die
3. Dance Dance Dance
4. In My Room
5. California Girls
6. The Warmth Of The Sun
7. Your Imagination
8. Forever
9. Sail On, Sailor
10. Add Some Music To Your Day
11. Please Let Me Wonder
12. You're So Good To Me ※
13. Don't Worry Baby
14. Desert Drive
15. Meant For You
16. Friends
17. Our Prayer
18. Heroes And Villains
19. Surfs Up
20. Marcella
21. Do It Again
(休憩)

第二部
22. Wouldn't It Be Nice
23. You Still Believe In Me
24. That's Not Me
25. Don't Talk
26. I'm Waiting For The Day
27. Let's Go Away For Awhile
28. Sloop John B
29. God Only Knows
30. I Know There's An Answer
31. Here Today
32. I Just Wasn't Made For These Times
33. Pet Sounds
34. Caroline, No
35. Good Vibrations

(encore)
36. Surfer Girl
37. Help Me, Rhonda
38. I Get Around
39. Barbara Ann
40. Surfin' USA
41. Fun, Fun, Fun

(encore2)
42. Love and Mercy


【感想】
2002年3月9日午後9時30分より、"Pet Sounds Tour感想言い合いチャット"第二部と題して、感動の2002年来日公演の模様について夜通し話しました。

参加者:島田@青梅さん、marbeatさん、and@yさん、アキツさん、木戸涼(進行)


【感想】
Jeffrey Foskettのメンバー紹介

木戸 > さて先週に引き続き、感想言い合いチャット。今回は休憩後の第二部からです。まずは、ジェフリーのメンバー紹介からいきましょう。

and@y > 名古屋はなかったんです(泣)>メンバー紹介

木戸 > あ、そうなんですか?>名古屋はメンバー紹介ない

marbeat > ありゃ、そうですか。<名古屋  福岡の時もなかったからなぁ。

島田@青梅 > 大阪のメンバー紹介はどうでした?

木戸 > え?福岡も無かったんですか?>ということは、あったのは、国際フォーラム2日目と大阪だけ?

and@y > 東京ではどんな雰囲気でした?

島田@青梅 > 東京は、とりわけ普通だったような。紹介はジェフリーでした。

木戸 > 東京では、暗くなった後、ジェフリーが出てきて、メンバー紹介、客席は、ワ〜ッと盛り上がり、最後の"Great Brian Wilson!!"の時は、歓声はひときわ大きくなり……といった感じです。

marbeat > 僕は大阪公演でこの時、はしゃぎすぎて、一人で来ていた隣の女の子の方へよろめいて倒れました。(^_^;

and@y > あぶない(笑)

marbeat > もちろん、わざとじゃないよ!(笑)

and@y > じゃ、大阪の盛り上がりはスゴいんですね。 最初からブライアンまでヒートしっぱなしで。

木戸 > そういえば、大阪公演に関してちょっと質問があるんです。行った方の話によると、一部の途中まで、ずっとスピーカーの調子が悪かった(?)のか雑音だか何だかが入っていて、前方の人は聴きづらかったみたいなんですが、どうなんでしょうか?

木戸 > あと、ブライアン以外のメンバーが、風邪を引いたらしく、例えば、ジェフリーは、最初は、薄着だったのが、大阪では、凄く着込んでいたらしいんですが。

marbeat > いえ、そんな事はありませんでした。むしろ音で言えば福岡の方が悪かったですよ。

木戸 > ということは、そこまで目立つものじゃなかったのかなぁ。>marbeatさん

(ここからアキツさんが参加されました)

marbeat > 僕は出演者の着ていたものは全然覚えてませんねぇ・・もう頭が音楽の方だけへ行ってて。

and@y > 名古屋では紺か黒の長袖Tシャツでした。

木戸 > コンディション的には、東京2日目〜名古屋あたりが最高潮だったようです。>バック・メンバー

marbeat > あれだけの大所帯バンドだと、いろいろあるでしょうねぇ。

木戸 > そういえば、大阪では、ブライアンの服装が寝巻きみたいだったというのは本当なんでしょうか?(笑)

島田@青梅 > 寝巻き??!!

アキツ > 寝巻きというと!?

木戸 > 実際は、勿論、寝巻きではないですが・・・そういう感じの服だったようで。

marbeat > いやぁ、どんな服か、まったく覚えてないですねぇー。アハハ。

and@y > まさか、伝説のバスローブとか???

木戸 > あ、いやいや、そういう路線ではなく>バスローブ<ちょっとジャージっぽい冴えない服装だったようで。 でも、バスローブで出てきたら、盛り上がりそうですけど(笑)

marbeat > バスローブ!それはいいかもー。(笑)

and@y > 名古屋はジャージみたいでした。 茶色の上下の。

木戸 > じゃあ、名古屋と同じのか、似ているやつなのかな?

アキツ > すると東京だけなのかな?普通の服!?は?

島田@青梅 > 東京は星柄のトレーナーでしたね>木戸さん

木戸 > そうですね。結構おしゃれでした。>星柄〜

アキツ > 星柄のトレーナー懐かしい!22日もですか?

島田@青梅 > 二日目は全身星柄だったような。星柄好きなのかな〜?

and@y > すげえ>全身星柄

木戸 > あれって、メリンダさんの趣味なんでしょうか?>星柄<誰が選んでるか分かりませんが、可能性としては、高い気が・・・

島田@青梅 > いろんなサイトを拝見すると、あの星柄は、メリンダさんの趣味みたいなこと書いてますね。

アキツ > そういえばHMVで着ていた赤いチェックのシャツって21日の時に星柄の下にきていたシャツですか?

島田@青梅 > アキツサン、私もそう推理していました(笑)。あの星柄のトレーナーの下に来ていたシャツかと(エリを出して)

アキツ > そんな感じですよね〜。

marbeat > そういえば、あの番組(BSで放送された、ペット・サウンズを特集した番組。2月23日に行なわれた渋谷HMVでのサイン会の模様も一部放送された)で見る限りはサイン会の時のブライアンは全然、機嫌悪そうじゃなかったよ。(笑)

木戸 > HMVの時は、興奮していたので、覚えていないです・・(笑)>例の文書(来日公演が延期になった際、ネット上で日本のファンからのメッセージを集めたもの。ブライアンに直接渡すことに成功)を渡せるかどうかで・・・(笑)

島田@青梅 > 確かに、木戸さんの心中・・・

and@y > ボクは笑顔をいただいたんですけど、始終無表情の方もいましたね>サイン会

木戸 > 顔に表情が出にくいだけで、真剣にサインしてたから、無表情だったのでは?(笑) あ、HMVに関しては、第二部の後にやりたいんですが、大丈夫ですか?

marbeat > いいでしょう!(笑)

アキツ > OKです〜!

島田@青梅 > 徹夜覚悟です。ユンケル飲みましたし(笑)

and@y > ボクもコーヒーポット一杯にしときました。


22. Wouldn't It Be Nice

木戸 > では、まず、"Wouldn't It Be Nice"です!!

and@y > 正直言って、キーがずいぶん違ったので驚きました。

アキツ > 低かったですよね。

島田@青梅 > オリジナルとですね>キー。

and@y > そうですそうです。

木戸 > キーは、さすがに下げざるを得なかったんでしょうね。

marbeat > まず、ブライアンは靴を脱いでリラックスして聴いてって言ってましたネ。

and@y > 確か名古屋もそうでした>靴発言 鰐部さん(ビーチボーイズ・ファンクラブの会長さん)はそれを実行されたそうですが(笑)

marbeat > さすが、鰐部さんです!! 僕も脱げばよかったなぁ・・。この曲は思ったよりはサラリと聴いてました。思い入れはとてもある曲なのに。<and@yさん

and@y > 確かに>サラリ。それが自分でも意外で。アレンジがストレートで、ひっかかりがなかったのかも…

木戸 > 私はなんというか、ペット・サウンズ・ワールドに上手く入り込めたというか、ジャケットとか脳裏に浮かんでました。>Wouldn't 〜

marbeat > 聴き応えがなかったわけじゃないんだけど。

島田@青梅 > 僕は木戸さんとは逆に、”素敵じゃないか”は、ペットサウンズと切り離して聴いていたかもしれません。いつもやっていましたしね、BBが。ブライアンの前回のステージでもやったし。

木戸 > あぁ、確かに、God Only KnowsとかWouldn't〜は、定番みたいな感じですからね。

島田@青梅 > 次の”僕を信じて”から、おーペットサウンズだなー・・・と(笑)実感。

and@y > ボクも同じです>島田さん

marbeat > 逆に言えば、アレンジにそれ以上、手がつけれない・・というのもスゴイですねー。

アキツ > そう!僕もなんだかYou Still Believe In Meから入りこんだなぁ

木戸 > う〜ん、皆さん、やはり、Wouldn't〜は、サラリといかれたようですね。

島田@青梅 > と考えると、素敵じゃないかは、ペットサウンズであって、ペットサウンズらしくはないのかなあ?スループジョンBと同質のものと捕らえるべきなのか・・・。

木戸 > それはないと思います。普段からライヴで聴きなれているから、さらりといったという感じじゃないでしょうか。>島田さん あとは、最初の曲だからかな。>サラリ

and@y > 2部の始まりなので、いてもたってもいられなかったし(笑)

島田@青梅 > そうですね。確かに聴き慣れているので、ペットサウンズと切り離していただけなのかも。

アキツ > ほとんどのライブでやりますからねぇ>Wouldn't It Be Nice

marbeat > ・・というか、それだけ曲自体に魅力的なパワーがあるってことじゃないかなぁ。でも、この曲のない「ペットサウンズ」は考えられないし・・。

アキツ > 確かに…>marbeatさん

木戸 > ペット・サウンズって、麻薬の中毒患者にも聴かせるアルバムみたいなんです。>ヒーリングの意味で<で、至福感が全体にあるという意味では、やはり、Pet Soundsを代表する名曲の1つなんでしょうね。>魅力的なパワー

23. You Still Believe In Me

木戸 > では、次の"You Still Believe In Me"ですが、この曲で、心地よい世界というか、もう、ブライアンの声と一緒に、ゆったりとリズムをとって楽しみました。

島田@青梅 > これは、聴かせる曲ですね。じっくり聴いちゃったですよ。

アキツ > 先ほどと同様、ペットサウンズだぁ!って感じがしました。

and@y > ここでちょっと涙腺がゆるみました。やっと"PET SOUNDS"だって感じで。

木戸 > 確かに、ペット・サウンズ・ツアーならではの曲というと、ここからですね。>and@yさん

アキツ > ペットサウンズの曲を聴いていると落ち着きますねぇ。なんだか

木戸 > まさに癒されますね。>アキツさん

and@y > ただ名古屋では歌詞を飛ばしてハミングしてました。

島田@青梅 > 歌詞のミス?どこらへんですか?(笑)

and@y > えっと、2コーラス目の頭でした。 たぶんプロンプターがちゃんとスクロールしなかったんだと思います。ブライアンがオペレーターに怒ったような表情を見せましたから。

島田@青梅 > あ、そう言ってましたね。

and@y > オペレーターが聴き入ってたのかな?(笑)

木戸 > そうかもしれませんね(笑)

marbeat > あ、それはあり得るぞー!(笑)この曲は”立て板に水”みたいな感じで僕は安心して聴いてました。

24. That's Not Me

木戸 > では、次は"That's Not Me"です。

and@y > これは、個人的に第2部で一番驚いた曲なんです。

木戸 > どの辺に驚かれましたか?>and@yさん

and@y > 若い頃のマイクのヴォーカルの音域と今のブライアンが同じということを認識して。 すごくストレートに歌ってますよね、ブライアン。

marbeat > なんかの雑誌で誰かが言っていたけど、ブライアンは当時の曲を昔のままのフィーリングで歌っていたって。 今まで失った自分の時間を取り戻そうとするみたいに・・って。

and@y > ああ、わかる気がします>marbeatさん

木戸 > それは、バック・メンバーとかじゃなくて、評論家の人ですか?>marbeatさん

marbeat > えぇ、評論家と言っていいかはわからないけど(笑)音楽雑誌の記事で見ました。

島田@青梅 > 僕は特にないんですけど。アルバムに忠実だなあと感じたな。

marbeat > それにしても「ペットサウンズ」全曲を歌うっていうのは以前のブライアンなら絶対できないことですよね。

and@y > それをあのアレンジに忠実に、というのがすごいです。

木戸 > なるほど。>音楽雑誌  以前のブライアンと同時に、以前の技術でも出来ないことですよね。>今だから出来る

marbeat > しかも、インターバルなしで全曲だからねー。

and@y > Symphonic tourと比べたらどうなんでしょう?ボクは音、聴いてないんですよ。

marbeat > Symphonic ツアーのブートは聴いたけど、感動したのは最初のヴァンダイクパークスのBB組曲だけだったかなぁ。あとは音が悪かったせいでよくわからなかったよ。(笑)・・というか、あんまし聴き込んでないですー。すみません・・(^_^;

木戸 > BB組曲って、途中で、"主よ、人の望みの喜びよ"とかも入ってましたね。>marbeatさん

and@y > え?"Lady Lynda"の?

木戸 > そうです。>In My Roomの次かなんかに、Till I Dieか何かとつなぐ部分で。

marbeat > うわ、そうでしたね・・。(汗) 確かに入ってたような・・。

島田@青梅 > よく聴いてるんですね。僕はそこらへんはさっぱり。まだ2度くらいしか聴いてないな。

marbeat > タイム・トゥ・ゲット・アローンのところも良かったですね。ヴァン・ダイク・パークスの趣味がよく出てて

木戸 > 音を聴いた感じでは、Symphonicの時は、ブライアンのヴォーカルがかなり苦しい気がします。

and@y > なるほど。ブライアンの調子ってライブをやればやるほどよくなるんでしょうね。 明らかに"ROXY"よりよかったと思います。

木戸 > 今回は、イギリス公演の後だったこともあって、調子が上がった状態で来日公演でしたからね。

and@y > なるほど〜。あ、脱線しちゃいましたね(苦笑)次の曲に行きましょう。

木戸 > はい。次の曲は、"Don't Talk(Put Your Head On My Shoulder)"です。

25. Don't Talk(Put Your Head On My Shoulder)

and@y > ちょっとファルセットが苦しげですが、そこがまた愛らしかったですね。

木戸 > 確かに。>ファルセットが苦しげ<今回、全曲に渡り、苦しそうなところは、バック陣が上手くカヴァーしてるんですよね。

marbeat > まさか、この曲をライヴでブライアンが歌うのを聴けるとは・・。バックのメンバーが曲に愛を持って演奏してるっていうか・・

and@y > 表情がみんないいんですよね。サービス精神かもしれませんが、やっぱり愛でしょうね。

marbeat > ただのコピーという言葉じゃ語れない気がしまよね。

木戸 > そうですね。>愛<他のアーティストと決定的に違う気がします。>Love&Mercyという言葉を、演奏側も観客も全体が共通して意識してるんだもんなぁ。

島田@青梅 > この曲、ライブで聴くにはどうかな?と思ったんですが(たのしみだったのですが)、でも聴かせてくれましたね。

and@y > ですよね。この曲って地味なんですけど、飽きないんですよね。それを再確認しました。

島田@青梅 > 普通だったらひいちゃうんじゃないかなって。でもブライアンの才能というか、アート性がまさっていたというか、うまく言えないんですけど・・・

木戸 > 私は、ここら辺の曲は、Pet Soundsの流れであるからこそ、映える曲と考えてるんですが、どうでしょう?

島田@青梅 > なるほど、唐突にこういうナイーブで地味な曲をライブでやっても映えないものね

and@y > 誰かが「ミュージカルみたいな曲」って表現してましたが、ステージで観るとなおさら実感しますね。舞台転換みたいな。

木戸 > なるほど。>舞台転換<上手い言い回しですね。

marbeat > しかし、この曲を始めてCDで聴いたときは”なんじゃ、こりゃー!”と無茶苦茶、引きましたねーー。(^_^; とてもじゃないけど、このノリには付き合えないみたいな・・。

and@y > ボクもです(笑)でも、この曲があるおかげで、次の曲が活きるんですよー。

島田@青梅 > うんうん。でもだんだんわかってきたんですよね。ブライアンの本当にやりたかったのは、こういう曲じゃなかったのかって

marbeat > でも人間、不思議なもので一度、嫌いだったものが、好きになると、それ以上、強い愛情はなくなるという・・。(^_^;

島田@青梅 > ブライアンの「心の鼓動を聞いてくれ」ていう歌詞でしたよね。

26. I'm Waiting For The Day

木戸 > では、そろそろ、"I'm Waiting For The Day"に移りますか。

アキツ > ペットサウンズでは5曲目の曲ですね。

and@y > 原曲と比べたら、すごいアップテンポなんですよね。

アキツ > アップテンポでしたかぁ〜。興奮していて…気づかなかったなぁ

島田@青梅 > そうでしたか>アップテンポ  やたらとパーカッションというかドラムが目立っていたのは感じてましたけど

and@y > Bメロは原曲と同じテンポなんです。だからメリハリがすごくついてるんです。

島田@青梅 > わかります>メリハリ

木戸 > Paul Mertensさんのフルートが綺麗だったのと、BrianのListen,Listen,Listen.....が印象的でしたね。

アキツ > 同感です!木戸さん!

marbeat > 原曲の話だけど、ここでもマイクの歌詞は冴え渡ってますねー。好きだなぁ、この詩。

and@y > "Love & Mercy"と双璧ですよね。今回のテーマのような気がします。 あくまでファンの立場からですが(笑)

木戸 > 確かに>歌詞良いですね。

marbeat > この瞬間のために今まで、音楽を聴きつづけたと言っていいくらい。なんちゃって・・。(^_^;

島田@青梅 > 待ったこの日。タイトルもいいじゃないですか。まさに僕らの思っていたことです(笑)

and@y > まさに"I'm Waiting For The Day"でした(嬉)

木戸 > そういえば、and@yさんが、ブライアンへの応援メッセージに書いた文のタイトルも"I'm waiting for the day"でしたね。

and@y > あ、よく覚えてらっしゃいますね。そうです、そうです。

marbeat > 21世紀までは長すぎたけどねー。(笑)

木戸 > でも、長く待たされただけのことはあったと、感慨深くなる曲ですよね。

and@y > あはは。

木戸 > さて、次は、"Let's Go Away For A while"です。

27. Let's Go Away For A While

and@y > 名古屋でのブライアンは固まって身動きひとつしなかったんですが、他の会場はどうでした?

木戸 > "The next song is....instrumental"だよと、"no voices"だよと、説明してましたね。

島田@青梅 > 東京では言ってましたね。大阪でも。他でも言ったのかなあ?

and@y > あ、名古屋も"No voices"でした。

アキツ > 東京では、確かメンバーの方を向いていましたよね

marbeat > イージーリスニングとして聴き流すには あまりに劇的な曲です!あ、大阪でも言いました。<島田さん

島田@青梅 > うんうん。その時のブライアンの表情見たかったなあ。見えなかったけど。

marbeat > 福岡、大阪でもブライアンは固まってました。(笑)

and@y > どこかの会場で、足でリズムをとってたとか…

marbeat > しまった、足は見なかったなぁ!(爆)

木戸 > そういえば、前回の来日公演では、instrumentalの曲の間は、回転椅子だったので、ブライアンが遊んで、くるくると回ってましたね(笑)>今回は、固定されていたので、そういうことはありませんでしたが(笑)

and@y > 爆笑>固定

島田@青梅 > ありゃ、今回は固定イスだったのかあ。よく見てますね。

木戸 > なんだ〜回らないのかぁ・・・とブライアンがつまらなそうにしていたかどうかは、God Only Knows.....

アキツ > 固定イスだったのかぁ

marbeat > 見せ場がひとつ減っていたとはーー。(笑)

and@y > あはは。しかしインストになると、安心感が増加しました。…って暴言かも(笑)

島田@青梅 > 面白かったですよ。回転いすでクルクル回るブライアン(笑)

and@y > いいなあ。観たかった(悔)

アキツ > 見たかったぁ!残念です!(笑)

marbeat > いや、僕もand@yさんと同感です。いや、同罪か・・。

アキツ > 今回も回転イスだと良かったのに(笑)

木戸 > ただ、前回も最終公演は、固定に変わってましたっけ?(笑)>スタッフが慌てて変えたのか。

アキツ > あ、そうなんですか?>木戸さん

and@y > まわしすぎて壊したとか(笑)

島田@青梅 > いや、そんなに壊れるほどは回ってないと・・・

木戸 > さすがに壊してはいないと思いますが(笑)、確か、変わってたと思います>アキツさん

and@y > それにしても、ホントに非のつけ所がないんですよね、バック・メンバーが。

marbeat > 僕もあのバンドの掛け値なしの実力が聴きたかったから・・。

島田@青梅 > 最後の方がジャズっぽいですね。バンドの音というか。オリジナルよりも派手な感じがしたなあ

28. Sloop John.B

木戸 > では、Sloop John.Bです。

and@y > 大阪でもそうですが、自然と手拍子が起こりましたね。

木戸 > ペット・サウンズの曲中、唯一、手拍子をしやすい曲ですよね。

島田@青梅 > もうかなり場慣れした歌だから、すんなり聴けたし、心地よかったなあ

アキツ > と、いうと一番乗りやすい曲?ってことかな?

and@y > そうでしょうね。すごく明るい曲ですから。この曲って

木戸 > 個人的には、1番、アル・ジャ−ディン嗜好の曲かなと(笑)

marbeat > ブライアンのヴォーカルがこの曲では特にいい感じで響いてましたね!

and@y > ブライアンの意図とは違ったかもしれませんが「あってよかった」と思います。

島田@青梅 > 僕はそう思います。乗れるというか、一緒に唄って楽しめる。

木戸 > 25周年でも、歌ってませんでしたか?>ブライアン<Sloop〜

島田@青梅 > B面の一曲目というのもいい。

(ここで、アキツさんが、退室されました)

marbeat > ん、ジョンBって・・B面1曲目になるんだっけ?

and@y > あれ?

島田@青梅 > 違った?アナログの?長年の勘違いか?

木戸 > God Only KnowsがB面のトップです。

marbeat > CDだと、この辺のニュアンスがわかりにくくて嫌ですよねー。

島田@青梅 > おー、A面の最後だったね。すみません。でも僕としては、B面の1曲目のほうがしっくりくるなあ。A面最後は「少しの間」だと思ってたから。

木戸 > Brianとしては、途中での中断無しに聴いて欲しかっただろうから、CD(で、モノラル)の方が、本人の意志にそってるのかも。

and@y > やっぱりこの曲はアカペラに尽きるでしょう。コーラスも全体にすごくよかったし

島田@青梅 > あ、なんでもないです。ブライアンのアイデアだからね。レコード盤持ってないんですよ。>PET

木戸 > そうですね。>and@yさん

and@y > アカペラのところで、みんな期待するように手拍子止めてました(名古屋)

29. God Only Knows

marbeat > ポール・マッカートニーが好きな曲って遂にブライアンは自分でコメントしましたね。

木戸 > God Only Knowsの紹介は、公演ごとに微妙に変わってるんです。初日は、初めて、Godという言葉を使った、ロックの曲、2日目は、ポール・マッカートニーのfavorite songといった具合に。ちょっと関係無いですが、68年に、God Only Knowsという歌詞が出てくる曲を録音しているグループがいるんです。分かります?(笑)

marbeat > ひょっとして・・ディランでは??

木戸 > ストーンズなんです。と言っても、ストーンズの曲ではなく、ブルースのカヴァーなんですが、Prodigal Sonという曲でGod Only Knowsという歌詞があります。"Beggars Banquet"の7曲目です。

marbeat > ポップでは始めてでも、ブルースの世界じゃ前からあったんですね。<God Only Knowsの歌詞

木戸 > そうですね。>marbeatさん

木戸 > ライヴでの"God Only Knows"に戻りますが、Brianの無垢な叫びというか、慈愛の響きというか・・・説得力がありましたね。

and@y > 本人が歌うというのは、また格別ですね。

marbeat > ここで泣きましたよ・・。

島田@青梅 > 僕も泣きそうに・・・

marbeat > 僕はブライアンはメリンダさんを思いながら歌っている気がしました。

木戸 > やはり、あれだけの体験をしたブライアンが歌うだけに感動的ですよね。>前回の来日公演の時も感動的でしたが。

島田@青梅 > アウトテイクでは、本人が唄ってたのを聞いてますけど、生で聞くのは本当にいいですよね

marbeat > 大阪公演では、この"God Only Knows"と"Forever"を歌っている時、ブライアンはメリンダさんの座っている方を、一瞬だけど指差したように見えましたよ。

and@y > いい話です(微笑) あの、イントロでの生ホルンにも涙腺ゆるみました。

島田@青梅 > 見えたんですか?結構席前の方だったんですね>marbeatさん

marbeat > えーと、僕は前から15列目くらいにいました。 メリンダさんの座っている席は知っていたから・・。

and@y > 島田さんや木戸さんのカキコを見て、ボクもメリンダさんのとこに行ったんですが、残念ながらお話はできませんでした。でもホントにキレイな方でした>閑話休題

島田@青梅 > 大人気で、取り囲まれてましたからね。

木戸 > 凄く心も綺麗な方ですよね。>メリンダさん<そのうち、レビューにもメリンダさんとの会話の内容を書くつもりなんですが、凄く丁寧で親切な方でした。

marbeat > メリンダさんは福岡も大阪も開演前に登場したから僕は近くにいけませんでした。後半もステージが始まってから着席したのでサインにつかまりたくないのかなと・・。

木戸 > 現時点で、今後、この曲で、唯一やって欲しいこといえば、最後の終わり方を、God Only Knows〜〜♪でなく、コーラスがどんどん被さっていって、終わるヴァージョンくらいかなぁ。

島田@青梅 > コーラスがどんどん被さっていって、終わるヴァージョン>グッドバイブレーションボックスのですか?あれいいですよね

木戸 > そうです。>島田さん<あのヴァージョンは凄い

and@y > GBヴァージョンって、賛美歌みたいに美しかったですもんね。

木戸 > あのヴァージョンなら、バック・コーラスが凄く活躍するので、ブライアンを盛り立てつつ、凄く厚みのあるサウンドになるじゃないですか。 今のバンドなら、美しいコーラスに出来ると思うんですよ。

島田@青梅 > あれを原曲にしちゃったほうがいいのに。なんで普通にしちゃったのだろう?そういう曲が他にもありますよね・・・

木戸 > それは、やはり、カール・ウィルソンという稀代のヴォーカリストがいたからでしょう。>島田さん

and@y > 確かに>稀代<木戸さん

島田@青梅 > いや、最後の部分であのコーラスがどんどん被さっていって、終わるヴァージョンを使うアレンジにするとか。

木戸 > そうです。あそこは、カールの声を聴かせるヴァージョンということもあるんじゃないですか。>島田さん<アルバム採用のヴァージョン

marbeat > ビーチボーイズの曲って1曲だけを取っても、いろんな楽しみ方ができますよねー

30. I Know There's An Answer

木戸 > 次は、"I Know There's An Answer"ですね。

島田@青梅 > やはりイントロのキーボードの掛け合いが素晴らしかった!

木戸 > キーボードを聴くようにと言ってましたからね。

and@y > あのイントロでキーボード弾いてたのが、アンディ・ペイリーでしたっけ?

木戸 > Darianもキーボードを弾いてましたね。

島田@青梅 > ダリアン・サハラジャでは?>and@yさん<もう一人はスコット?

and@y > あ、ダリアンは間違えません(笑)。じゃあ、スコットですね

木戸 > まぁ、Darianは、髪型からして、絶対に間違いようがないですからね(笑)

島田@青梅 > あ、僕も間違えてる。サハラジャ>サハナジャだよ

木戸 > そういえば、2日目、前に座っていた人が、ずっと、マハラジャと言っていたのが気になる(^^;)>サハナジャ

島田@青梅 > 僕じゃないよ!(笑)

and@y > インドの方ですね(笑)原曲以上に楽しい曲でした。カントリーっぽくて。

marbeat > I Know There's An Answerは間奏でジェフリーがバンジョーを弾くのも面白かったですね!

and@y > そうですね。

島田@青梅 > ジェフリーのバンジョーは意識してなかった・・・

木戸 > God Only Knowsの余韻も味わいつつ、楽しさも溢れていて良かったですね。

marbeat > ホント、あの曲をあんなに楽しく聴けるとは。

島田@青梅 > 間奏の”ボエーーッ!!!”ていう楽器(なんだろ?)は誰がやっていましたっけ?

and@y > あれはブルース・ハープ=ハーモニカですよね。ポール・マーテンスでしたっけ、確か。

marbeat > ポールさんの吹いていたハーモニカですね!独特の低音の響くやつ。

島田@青梅 > そうかあの人か。芸達者なひと(笑)

and@y > みんな芸達者ですね。 メンバーの動きを見てるだけでも楽しかったです。

木戸 > 確かに。>メンバーの動きも楽しい!!

31. Here Today

木戸 > では、"Here Today"です!

marbeat > ヒア・トゥディは出だしのボブ・リズィックのベースの音を聴いただけで、もう昇天しちゃいました。

島田@青梅 > 僕も!あのベースをやってくれたのがいいね。無理がなかったし。

木戸 > やっぱりフルートが絡んでくるところが良かったなぁ。

and@y > アルバムの原曲って1番力強いアレンジでしたけど、ライブでもほぼ完璧に再現されてましたね。

marbeat > 凄い曲ですよねーー。いつも、この曲を聴く度に思うけど、このアレンジはもうハンパじゃないよ。

島田@青梅 > 最初はなんだこりゃ??だんだん凄い!!と思えるようになったです。この曲。

and@y > ラストのジム・ハインズのドラムも凄いですよね。タムのローリングになってる。

marbeat > いきなりポルカみたいな展開になるし。(笑)

and@y > 原曲ではドラムが裏打ちになりますし(笑)

島田@青梅 > 爆!>ポルカ

and@y > 構成が奇妙なんですね。

島田@青梅 > タムとか裏打ちとか、素人の僕にはわからんぞな・・・(笑)

marbeat > 最後はウエスタンぽいし・・ここがまたカッコいいんです☆ なんか、スマイルの世界を見るような気がして。

and@y > あ、すいません>島田さん。とにかくジムがカッコ良かったということでひとつ(笑)

marbeat > 福岡ではこの曲が終わった時、ブライアンは”グラッチェ、セニョール”みたいなイタリア語の挨拶をしてました。

and@y > ポルカってイタリアでしたっけ?(笑)

marbeat > ロシアじゃないかな?(笑) んー、よくわかんないなぁ。

木戸 > う〜ん・・・分からないです(^^;)

島田@青梅 > 英語辞書にのってました。英語?

and@y > あ、島田さん調べてるし(苦笑)

島田@青梅 > polka・・・ポルカ(の曲) だそうです(笑)

marbeat > とにかく無国籍サウンドの代表選手のような凄い1曲です。(笑)もっと、それ以上か・・。

32. I Just Wasn't Made For These Times

木戸 > では、続いては"I Just Wasn't Made For These Times"です。

and@y > これは島田さんの感想をぜひお聞きしたいんですが…

島田@青梅 > これも言いたいこといっぱいある曲だなあ

島田@青梅 > ぜひ?僕の感想?

and@y > 確か島田さんのサイトでCD作った時、この曲にこだわってましたよね?

島田@青梅 > 感想かあ。感想といえば、間奏のテルミンは、どうか知りたくて...。あれはテルミンじゃないよなあ、どう考えても。

and@y > どうか…と言うと?

島田@青梅 > 一応双眼鏡でじっくり観察したんだけど。みたこともない楽器だったです。シンセにしては??

and@y > あれってマイクが使ったリボン・コントローラだと思ったんですが…

marbeat > あの楽器は何か、僕も気になってました。おー、島田さん、双眼鏡持ってたんですか。準備いいな。

島田@青梅 > うん、それも考えたんだけど、リボンコントローラって平べったいでしょ?私がみたのはまん丸い楽器だった。

and@y > プロビンの紹介の担当楽器に「タンネリン」とありますね。このことでしょうか?

島田@青梅 > で、僕、楽器の知識ないのでわからないのですが、タネリンとパンフに書いてあったので、それかなあとも。

島田@青梅 > なんかテルミンとタネリンて似てませんか(無理矢理?)?

木戸 > こうなったら、浜松アクトシティの楽器博物館で調べるしかないですね(笑)

島田@青梅 > なので、また僕らの知らない楽器の登場かなと思ったのです。

marbeat > 最新型のテルミンだったり・・?

and@y > 案外テルミンの変種かもしれないですね。

島田@青梅 > 感想になってないですね?間奏ということで、ダメえ?

and@y > でも音は紛れもなく、あのテルミンと同じなんですよね。

島田@青梅 > パンフには、ブライアンのコメントで”プロビンのテルミンを聞いて欲しい”と書いてあるんですよ。

and@y > あ、ホントだ。

木戸 > ということは、テルミンと考えても問題は無さそうですね。

島田@青梅 > おそらく新種のテルミンなのかも。タンネリンについては、HPで調べてみようっと。

and@y > やっぱりアクトシティですね(笑)

marbeat > プロビンさんという人は身長がアル・ジャーディンと同じくらいみたいで、ギターを持っている時は僕はステージにアルがいるように見えちゃった。 ・・というか、このステージにアルがいると思いたくて、そう見てました。(笑)

and@y > ボクもそう見えました>marbeatさん

木戸 > 私もそう思いました。>アルに似てる

marbeat > うわぁ、まさか、こんなに仲間がいたとは!嬉しいなぁ☆

島田@青梅 > 僕も思いましたよ

and@y > アルがテルミン弾いてる(笑)

島田@青梅 > あと誰かにも似てるなと・・誰だっけか?

and@y > プロビンがですか?

島田@青梅 > そうです。ステージでは思ったんだけど、ど忘れ。

marbeat > まさか、プロビンさんでここまで盛り上がるとはー。(笑)

島田@青梅 > で、「駄目な僕」のちゃんとした感想ですが、オリジナルに忠実で僕は良かったと思います。 ブライアンの内面を打ち出すようなペットサウンズのコンセプトそのものだと思うのですが。

33. Pet Sounds

木戸 > では、次は、"Pet Sounds"です。

marbeat > そういえばツアー・パンフの中でダリアン・サハナジャは”サージェント・ペパーはペット・サウンズより凄くない”と発言していましたね。僕はそれを見て痛く感動しました。

and@y > ところでダリアン、いい奴ですねえ(男泣き)

島田@青梅 > ダリアン、いい奴>why?

and@y > "Sg.PEPPERS"はここまですごくないと発言>島田さん

marbeat > あの発言を見た世界中のビートルズファンから、今、ダリアンは猛抗議されているそうですよ・・

島田@青梅 > ジョンのキリスト発言みたいですね。お気の毒ですね。

木戸 > 個人的には、両方とも物凄い!でいいじゃないか、と思うんですがね(笑)<優劣をつけるものじゃないし

島田@青梅 > うーん、大人の意見>木戸さん

木戸 > やはり、"A Day In The Life"が収録されているという意味では、凄いアルバムだからなぁ。>サージェント・ペパーも<LSDも入ってましたね。

marbeat > お好み焼きとモンジャ焼き、どっちがおいしいかみたいな話ですけどね。(笑)

and@y > ま、ビートル・マニアもダリアンへの抗議をやめましょう、ということで(笑)

島田@青梅 > 僕は両方すき!

and@y > で"Pet Sounds"でしたよね?(笑) あの、大阪ではカウントが「いち・に・さん・し」でしたよね。東京はどうでした?

木戸 > う〜ん・・・聴き返さないと思い出せないです。>カウント

島田@青梅 > どこのカウントですか?最初?

and@y > そうです。曲が始まるところです。

島田@青梅 > とはいったものの。僕も思い出せません(爆)

marbeat > 出だしのところ、福岡は日本語じゃなかったと思います。大阪だけなのかも。

and@y > じゃあ、大阪だけだったんですねー。

marbeat > 大阪では、この曲が終わったとき(僕の席から見て)ひとりだけ立ち上がって熱狂的に拍手した人がいました!

and@y > いや、でも気持ちはわかります>立ち上がって拍手

marbeat > 誰かなぁと思って見たら、なんとそれはメリンダさんだったんです!

and@y > え、メリンダさん???????

木戸 > 素晴らしい。

marbeat > いや、断言しちゃいけないけど・・。座っていた席の位置とか、うしろ姿を考えると・・ メリンダさんじゃないかなと。違うかな・・。(笑)

木戸 > でも、メリンダさんは、目立つから間違える可能性は低いですよね。

島田@青梅 > へえ・・・

and@y > ツアーメンバーへのねぎらいだったんでしょうかね。

marbeat > メンバーそれぞれが全員、凄い演奏をしてたから・・嬉しかったんだろうなって。

and@y > あのメンバーの中に入って演奏したい!と思いました。マジで。

島田@青梅 > うんうんメリンダさんらしいですね

and@y > マラカスでもいいから。

島田@青梅 > 僕もタンバリンくらいなら。イントロのすりこぎで鳴らしたような楽器もいいかな。あれなんだろ。

and@y > あれはギロという楽器ですよ。あの楽器が一番おいしいかもしれません(笑)

島田@青梅 > ギロかあ。初めて聞きました

marbeat > じゃ、僕はギロを担当しよう。

34. Caroline,No

木戸 >さぁ、遂に"Caroline,No"です!

and@y > SEですね。

木戸 > そうですね。>SE<あれで、歓声が起こりましたね。 なんというか、あぁ、1つのテーマが終わったなというか、凄くグッときました。

島田@青梅 > うんうん。グレイトブライアンとグレイトアルバム「ペットサウンズ」!あのSE、犬の鳴き声ありました?

and@y > そういえば、なかったですよね。

島田@青梅 > でも、東京はあのSEの時は割と静かに聞いてたのですが、大阪は拍手喝采が多かったですよ。 それで、聞こえなかったのかも。

木戸 > あそこは、やはり静かに浸りたいですねぇ。>SE<余韻を楽しむというか。

marbeat > 大阪では悲しいことに最後のブライアンの紹介があっても立ち上がって拍手しない人がかなりいました・・。

and@y > 名古屋も同罪です(悲)

marbeat > ここで立たなくてどうすんだよ!って感じです。まったく、もう・・。(^_^;

島田@青梅 > バナナ&ルーイっていうタイトル曲だってあるのに・・・(笑)

marbeat > ブライアンに”エヴリバディ・スタンドアップ!”って言われた時はホント恥ずかしかったです・・

and@y > 立つべきなんですよね。ここが地方の悲しさですね。

島田@青梅 > 東京は立ってましたね。一斉に。前の人が立って見えないというのではなく、心から。

marbeat > そうそう、and@yさんと一緒に来ていた重役さん達もたちましたか?(笑)

島田@青梅 > 踊ってた方ですね?

and@y > 立ちましたよ。まさかその後最後まで踊ることになろうとは思ってなかったみたいで(笑)

島田@青梅 > 腰痛のほうは(笑)?

and@y > でも知ってる曲ばかりなので、ついつい踊ってしまったんですね。歳も忘れて(爆)

and@y > 取締役は次の日もツラそうでした。「ゴルフより頑張ったと」(笑)

35. Good Vibrations

marbeat > で、この次の曲はGOOD VIBRATIONSですね。

島田@青梅 > この流れよかったですね。 PETとGVはつながりもありますし。大阪公演のを聞いたのですが、ブライアンの曲紹介は声が裏返ってませんか?微妙に

and@y > ブライアン、明らかにテンションが上がってますよね。

marbeat > 最後のとこでちょっと裏がえってるね、ほんとだ。

and@y > "Are you ready for the "Good Vibrations?"   で、名古屋ではこの曲になった途端、開放されたようにみんな踊りだしたんです。

島田@青梅 > え、グッドバイブレーションで踊ったの?

木戸 > さすがに会場のボルテージは最高潮になりましたよね。>Good Vibrations

and@y > 一番前の女性のアクションがすごくて、ブライアンが吹きそうになって(笑)

島田@青梅 > 踊るようなスタイルの曲ではないんだが・・・。

and@y > サビのとこでブライアンが手をヒラヒラさせるのを、前の列がみんなマネしてたんです。

島田@青梅 > あ、波動攻撃かあ。

marbeat > あのヒラヒラを真似るとは、いいアイデアですねぇ。(笑)

and@y > パラパラですね(笑)

島田@青梅 > グッドバイブレーションのパラパラ・・・やって欲しいような欲しくないような。

and@y > ジェフリーもやってました(笑)

marbeat > やってほしくないー!(爆)

島田@青梅 > でもパラパラをやっているような方がブライアンを見に来るというのも意外というか、うれしいじゃないですか。

and@y > すいません。ボクもやりました。あ、パラパラってのは例えですから。はい。

marbeat > いや、やって楽しいことならやるべきです。(笑)

木戸 > でも、浮遊感がある曲だけに、パラパラ(?)っぽい動きは、合いますよね。

島田@青梅 > なーんだ。コギャルでもきていたのかと(笑)

and@y > その、1番アクションの激しかった女性はボクよりお姉さまでした(笑)>歳が<感動しました

marbeat > 深遠な曲だけど、ポイントを恋愛っぽいテーマにうまくずらしてるから乗りやすいんでしょうね。

木戸 > そこら辺は、マイク・ラヴの上手さですよね>乗りやすいテーマ

島田@青梅 > でもブライアンのグッドバイブレーションを聴けるなんて、ほんと幸せだなと思いましたよ。

and@y > これぞ天才の技なんでしょうね。

marbeat > スマイルで唯一、踊りやすい曲ですね(笑)

and@y > 天才>ブライアンだけでなく、この曲に関わったすべての人

島田@青梅 > うんわかるわかる>GVがポップになったのは、マイクのおかげ

marbeat > やっぱりベスト・パートナーですよ、マイクは!

島田@青梅 > マイクがいなかったら、ブライアンもつっぱしって難解なものになってただろうね  バンダイクと組んだりしたらまた違ったものができたのかな?

and@y > だからブライアンがマイクに対して本当はどう思っているのか、そこが知りたいですね。 少なくともあの自伝とは違うと思います。

marbeat > 今、現在の気持ちですよね?

島田@青梅 > コントロールなしの意見を聞きたいよね

and@y > でなきゃ、この曲をやらない気もします。

木戸 > というか、実際には、もう仲は良い(少なくとも悪くはない)はずですよ。 対立してると書いた方が、面白いから、周囲(マスコミなど)が煽っているというのが実情じゃないですかねぇ。

島田@青梅 > では、BBの復活はそのうちあると?今は様子を伺っているというか?

and@y > とすれば、早くBBに戻ってほしいですよね。アルも含めたファミリー・バンドで。

木戸 > いや、それは、権利問題や何やらと色々と関わってくるので。>BBの復活<また、別の問題みたいです。

島田@青梅 > なるほど、思ったようにはいかないわけか。

marbeat > 今のこのバンドにマイク、アル、ブルースが合流してくれたら一番うれしいなぁ。

and@y > ホントに>marbeatさん 馬場VS猪木みたいなもので「夢」で終わるんですかねえ…

島田@青梅 > すごいグループになりそうですなあ

marbeat > うーん、でも今の状況は悲しいってばかりでもないから・・。

木戸 > 何かのイベントみたいな時に、みんな揃って、演奏する、というチャンスはこれからもあると思うんですよ。 だから、そういう機会が上手く作用すれば、あるいは、カーニー&ウェンディも含めた、Beach Boys Family Bandが・・・>前回のチャットでも言いましたけど(笑)

and@y > ブライアンのソロだから日本で観られるというのもあるでしょうし。

marbeat > 何と言ってもブライアンがこれだけ元気だからねー☆

島田@青梅 > そうそう、BBの復活もうれしいけど、やはりソロで元気にやってもらいたいですね。

(この後、1週間後に行なわれる三部チャットに続きます)

♪チャット・ログを見た、元KAZZ from K'z ROOOMさんが、以下の情報をお寄せ下さいました♪

・大阪公演の“ノイズ”について

現在流通しているブートでもはっきりと確認できると思いますが、 バスドラ前にセットしたマイクの調子が悪く、ペダルをキックする タイミングに合わせて“ブチッ”というノイズを発してました。
特に「Friends」の時によく聞こえましたね。
「Our Prayer」で、ジム・ハインズがコーラスに参加するため、 ドラムセットを離れてダリアンの隣まで移動したすきに、スタッフ が二名ほどでてきて、“ノイズの元”の対応にあたり、以後は無事 に進行したと。
そんな感じだったです。

・プロビン・グレゴリーの“Tannerin”について

前回来日公演最終日の後、プロビン本人から直接聞いたのですが、 “これは「Tannerin」が、ボクのために作ってくれたものなんだ” という言い方してました。
通常、楽器の運搬はスタッフ任せですが、プロビンは、この 「Tannerin」を、自分の手で持って、ホテルまで帰ってきました。
随分と古めかしい、木製のケースだったように記憶してます。
操作方法は、マイク・ラブが使ってたリボン・コントローラーと 同様だということです。
“音程をキープするのが、すごく難しいんだ”と、実際に口で、 「Good Vibrations」のフレーズを歌いながら、親切に解説して くれましたよ。

元KAZZ from K'z ROOOMさん、貴重な情報を有難うございました!

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